新規カフェチェーン「Chuk Chuk」、ベトナム国内に1,000店の展開を目指す
Kidoグループは6月7日、同グループ傘下のTTV投資貿易社直轄の飲料販売ブランドChuk Chukを正式に発表した。初期投資総額は1,000億ドン(5億円)で、Kidoグループが61%を出資し、同小売システムの支配権を握っている。
同グループのTran Le Nguyen会長は、アイスクリーム、紅茶、タピオカミルクティー、コーヒー、各種飲料を販売するカフェチェーンの展開は、1年以上前から準備を進めてきたと述べた。
同チェーンは、▽面積100~120m2の店舗、投資額10億ドン(500万円)、主要通りやショッピングセンターでオープン、▽面積20m2ほどのキオスクモデル、投資額は2億ドン(100万円)以下、▽3m2ほどの移動式店舗、以上3つの販売モデルで店舗展開を進めていく。
同会長は、2021年を同チェーン店展開に集中する年とし、ホーチミン市内に各モデルの店舗を増やし、年末までに58店の開店を目指すと述べた。
記念すべき1店舗目はホーチミン市内に6月中にオープン
このうち、記念すべき1店舗目は6月中にオープンさせ、キオスクや移動販売モデル店は7月から順次オープンする。
9月までに、新型コロナ感染拡大が沈静化していれば、同グループはハノイ及び北部各省で店舗展開を進めていく予定で、今年の収益は1,410億ドン(7億500万円)になると試算されている。
2025年までの計画によると、同グループはChuk Chukブランドを全国各省都市に合計1,000店展開し、収益7兆8,000億ドン(390億円)達成を目指すという。
Nguyen会長は、Chuk Chukで販売する各製品は、Kidoグループが大量生産するため、競争力のある商品価格に設定することができだけでなく、十分な利益も上げることができると分析している。
同店のアイスクリーム、コーヒーの単価は2万9,000ドン(145円)、紅茶、タピオカミルクティーは3万9,000ドン(195円)となっている。
(Zingnews.vn 6月7日)
(2021/07/02 02:47更新) |