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社会とトレンド

「サガミ」ラーメンでコンドーム?マサンの商品命名“トラブル”


 Omachi、Kokomiと、Masanは日本風の商品名をつけたインスタントラーメンの成功に、非常に満足しているようだ。しかし新商品「Sagami」は、その名が、リスクになるかもしれない。

■「成功に自信」

 Omachiの成功に続いて投入したKokomiにより、同社のインスタントラーメン売上は、2011年の2兆ドン(約1億ドル)から2012年には3兆4,000億ドン(約1億7,000万ドル)に拡大した。2012年時点で、EuromonitorによるとOmachiは、高級インスタントラーメン市場でシェア8%、中級ではTien Vuaが5.7%、Kokomiは低級で1.9%を占めている。シェア、売上増を期待し、先日発売したのが「Sagami」である。

 しかし宣伝をはじめて間もなく、日本でよく売れており、ベトナムでも販売されているコンドームブランドと、名前が同じであることがわかった。ただ、読みやすく、覚えやすく、聞こえも非常に“日本っぽい”こともあり、MasanはSagamiが、消費者に受け入れられると期待している。実際、発売から数カ月で担当者は、「Sagamiは非常によく売れている」と明かしている。

 Sagamiブランドの責任者Le Tran Quang Nhut氏は、「Omachiの子商品として発展させたいと思い、名前をつけるにあたってはまず、発音がOmachiに似ていることを第1条件としました。発売前には何度も調査し、90%以上の消費者が、この名称が覚えやすい、読みやすいと答えています」と説明する。

 コンドームブランドと同じ名であることについては、サガミのコンドームはベトナムで一般的な商品ではないため、名前の一致が“事故”だとは思っていないという。「むしろ、ベトナムで親しまれ、消費者にたくさんの新しさをもたらすブランドになると自信を持っています」とNhut氏は話す。

■飲み込むものではないColgate

 しかしMasanがどんなに自信を持っていても、商標の専門家は、Sagamiの今のところの成功は、新商品であることと、消費者がコンドームと同じ名称であることをまだ知らないためだろうと言う。

 長期的に見て、このことが知れ渡れば、またはコンドームのサガミが広く宣伝を始めれば、影響を受ける可能性は大いにある。消費者心理として、特に食品では、消費者はイメージに非常に敏感である。

 実際、このようなイメージで失敗した例は幾つもある。代表的なものに歯磨き粉Colgateの冷凍食品「Colgate’s Kitchen Entrees」が挙げられるだろう。消費者にとっては、Colgateは吐き出すものであり、飲み込むものではなく、食欲をそそるものではなかったからだ。商品の持続性を考えれば、食品がコンドームというデリケートな商品と同じ名前であるのは、やはり居心地が悪い。こういった場合、Masanが火を消すには、商品を徐々に引っ込め、違う商品を投入することくらいしかない。

■マサン、過去の“お騒がせ”

 業界各社によると、ひとつの新しい商品ブランドを生むには、非常に大きな費用と時間がかかる。通常、ひとつの商品ブランドを持つまでに、メーカーは少なくとも9カ月かかると言われている。広告映像やポスター制作でも20億~30億ドン(約10万~15万ドル)はかかる。Sagamiを捨て別の商品を投入するなら、広告やパッケージなど、損失は200億~300億ドン(約100万~150万ドル)に達するだろう。

 また、ある商標の専門家は、インスタントラーメンは、他の食品とは異なる点が多いと指摘する。広範に利用されている商品であり、味や品質よりも、広告やブランドイメージが購入者の決定に大きく作用する。そのため、この市場で戦いは、新商品投入と広告の内容でほぼ繰り広げられてきた。この戦いのなかで、Masanは過去にも、自分で自分の首を締めたことがある。例えば“健康ラーメン”Tien Vuaでは、有害着色料E102が含まれていないと宣伝したが、成分表にはE102が記載されていた。さらにOmachiはポテトから作った麺と盛んに宣伝したが、実際の使用量は非常に少なかった。

(Doanh Nhan Sai Gon)


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(2013/10/21 03:50更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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