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コラム

授業の掛け持ちは当たり前、忙しい大学教員


 各地に大学が拡大し、学生数がいっきに増加している一方で、教師の数はそれほど変わらない。そのため教師はいくつも授業を掛け持ちしなければならず、この状況は深刻化している。

 昼食をとる暇もなく1カ月に4~5校での授業を掛け持ちし、都合がつかない時に代理のアシスタントを雇うことも一般的だ。

■走りまわる教員たち

 ホーチミン市オープン大学3年生で経営管理を学ぶ学生は次のように話す。「私のクラスでは、主にホーチミン市経済大学や農林大学、貿易大学など他校から客員教員を招いています」。

 投資を学ぶ4年生たちも、「半分以上の先生が外部から来ていることもあります。急な会議や遠方への出張、他の大学での授業があるからといって、補講や授業日の変更もよくあります」。教員が様々な学校で授業を掛け持ちしているため、質問がある時は3~4日または1週間待たなければならないこともあるという。

 「授業時間が15分残っていても、『今日は用事があるのでごめんね。次回埋め合わせするから』と授業を終わらすことも。本当は、他の大学の授業に行っただけでしょう」ホーチミン市銀行大学の学生Luu Haiさんが教えてくれた。

 私立大学や地方大学では、これらの状況は普通だ。Bac Lieu大学のある教員は、「経済学部では、主にホーチミン市やカントー市の大学から先生方をお招きしています。先生方の都合が合わないため、休講や補講にしなければならないことも多いんですよ」と認める。

 経済財政大学やカントー大学、メコンデルタの各大学などで教えるある教員は、採点や授業計画の作成、授業の代理としてアシスタントを雇わなければならないほど忙しいそうだ。
 
■掛け持ちの理由は低い収入

 授業を掛け持ちする教員が最も多い大学のひとつであるホーチミン市経済大学副学長のNguyen Viet教授は次のように話す。「学長の許可がなければ、教員は他校でのアルバイトはできません。しかし実際には、報告なしに他校で授業を行う教員もいるので、全てを管理することはできず、学校側は、教育の質を守るために掛け持ちはほどほどにと促すことしかできません」。

 ホーチミン市国家大学自然科学大学の副学長Duong Anh Duc教授は、「学校で自分の仕事をきちんとこなしているのであれば、授業を掛け持ちする教員への処分はありません。教育の質に影響があることは分かっていますが、防ぐ事はできません」という。

 An Giang大学では、教員の都合が合わず、連続して休講になった時期があった。同大学の副学長Hoang Xuan Quang教授は、次のように話す。

 「現在、約650人の教員が大学35学部、短大7学部、専門学校のいくつかの学部で教えています。しかしこれでも、規定の単位数を教えるには教員の数が足りません。特に経済学部では45人しかおらず、3分の1は大学院教育を受けています。ホーチミン市の各大学から教員を招いたこともありましたが、最近はホーチミン市では教員の需要が多く、An Giangのような遠方での授業は断るようになりました。このような状況ですから、カントー大学の教員や、修士レベル以上を持ち、指導経験のある地元団体のスタッフを招かなければなりません」。

 またDuong Anh Duc教授は、「現在、大きな大学はどこも同じ状況で、私たちの大学では、私立大学の管理職を兼任している教員さえいます。他校との繋がりの方が強くなった教員は、大学を辞めることもあります」という。

 ほとんどの教員は、収入の低さが原因で授業を掛け持ちしている。1時間あたりの講義の報酬は10万~15万ドン(約5~7.5ドル)。週6日、1日4コマ掛け持ちすれば、収入は250万~300万ドン(約125~150ドル)増える。ホーチミン市経済大学の若手教師たちは、「企業に勤めていれば月給1,000ドルもあるでしょうが、教師は300万~400万ドン(約150~200ドル)しかありません」と不満を漏らした。

(Thanh Nien)


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(2011/10/18 06:10更新)

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