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コラム

復興の一助に、日本に向かうベトナム人ボランティア


 2011年6月16日朝8時、私たちは日本に到着した。東京は以前となんら変わりない。唯一変わっていたのは、徹底した省エネ意識だろう。心はみな、震災で破壊された地に向いている。

 多くの外国人が、国を再建する日本人を助けたいと日本に戻ってきている。そして3カ月前の地震と津波、深刻な余震に苦しめられている仙台に向かうボランティアを乗せた、たくさんの車を目にした。

■習慣化した節約

 節約は日本人の習慣となっていた。高層ビルの窓は風を入れるために開け放たれ、エアコンは切り、公務員はノーネクタイ。自家用車の代わりに電車を待つ人々の長い列ができ、以前は鮮やかに彩られていたレインボーブリッジのイルミネーションも、いくつかの明かりをつけているだけである。

 夜の東京はもはや、電灯が煌々とはしてはいないが、ビルの夜間節電、毎日仙台に向かうボランティアの一行、そして何より日本人の不動の精神が、これまで以上に美しさを放っていると私は感じた。

 エレベーターから公共の場所まで、「節電によりご迷惑をおかけしています」という断り書きが目に付く。同行した友人は10回ほど日本を訪れたことがあるが、今ほど日本という国に特別な愛着を感じたことはないと言う。大震災後も力強く続けられている生活は、過去に日本が成し遂げた経済的な偉業以上に印象的である。私たちの車を運転してくれたYoshioさんは、毎週仙台までボランティアの人々をバスで運んでいると教えてくれた。

 ボランティアグループの中には外国人も多い。彼らは東京に集まり、無料バスで仙台に向かう。仙台にやってきたボランティアの人々は原則として泣いてはならない。女性は化粧してはならず、自分のことはすべて自分で面倒を見る。

■仙台で泣いてはならない

 前向きに手を取り合っていかねばならないなか、泣く暇はない。仙台に向かうボランティア一行の中で、東京とシンガポールにオフィスを構える企業経営者Miharuさんに会った。彼女はこう語った。

 「毎週数日間オフィスを閉めて、スタッフと一緒に食料、衣類、清掃用具を持って仙台に向かいます。仙台の人々にとって一番大切なのは、瓦礫の中に埋もれてしまった家族の写真です。写真を1枚見つけるたびに、きれいに洗って、この写真の人々が早く再会できるよう祈るのです。あまりにもたくさんの悲しい場面を目の当たりにすると、涙を堪えるのは難しいですが、ボランティアの微笑みと手のひらこそが、この人たちが最も必要としているものだ、と信じて涙を堪えるのです」。

 私たちがベトナム人だと知ると、Miharuさんの目が輝いた。「仙台の人たちとボランティアたちのために、フォーの材料を持っていくといいわよ」。

 彼女の会社のウェブサイトには、ボランティア参加の登録情報が掲載されている。4日間のツアーである。仙台行きの準備をしているインド、スリランカ、アメリカ、インドネシアからのボランティアにも出会った。どの顔も緊張した面持ちだったが、早期復興のため力になりたいという興奮も見て取れた。

 3月11日の地震と津波の影響を最も強く受けた仙台。東京からの道路は基本的に復旧している。救援物資やボランティアを運ぶ車が昼夜を問わず仙台に向かう。仙台在住の弟を持つある観光庁担当者は、震災後の仙台の生活を目の当たりにし、こう言う。「日本のほんの一部が影響を受けただけですし、私たちはこの地域の復興に努力しています。観光客や日本で働く外国人も、日本に戻ってきています。みなさんには安心して日本を観光していただき、またご希望があればボランティアに参加してほしい。日本は安全です」。

(Tuoi Tre)


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(2011/06/27 05:45更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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