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政治・経済

トレーラー運転免許の規定変更、コンテナ輸送の滞り懸念


 道路交通分野の行政違反に関する政令34/2010/ND-CP号によると、7月1日からトレーラー運転手はFC種免許証(FC免許)が必要になる。これ以外で運転していた場合、200万~300万ドン(約105~158ドル)の罰金、また10~60日の車両、免許証の没収となる。

■ハンドルを握れない運転手が続出

 Dang Tien運送社によるとホーチミン市では1日、多くのコンテナ輸送に滞りが生じた。

 原因は、ほとんどのトレーラー運転手で免許切り替えが間に合っていないためだ。刑事法によると、既定条件に見合わない運転手に車両を引き渡した者についても、交通事故が発生すれば刑事責任が追及されるため、FC免許を持たない者にトレーラー運転を任せる危険を冒す企業はほぼない。荷主や港湾からは多数の依頼があるが、現在同社の運転手はほぼ何もできない状態だという。

 同様にKim Loi Minh運送社も、6月末から依頼を断っている。FC免許を持つ者がいないためで、同社では1日1車両あたり70万ドン(約37ドル)の損失が生じている。

 ホーチミン市貨物輸送協会Thai Van Chung事務局長によると、現在コンテナは主要な輸送手段となっており、全国の輸出入貨物の80%で使われている。そのためトレーラーが一斉に動かなくなれば、貨物は港で停滞、全国的に輸出入に滞りが出る。これが経済全体に連鎖的な被害をもたらすことは避けられない。

■切り替え作業の問題

 本来、このFC免許取得義務は2009年7月1日に発効しているが、交通運輸省により1年の移行猶予期間が設けられていた。だがこれまでにホーチミン市では、70%超の運転手が切り替えを行っていない。

 この遅れについて、Chung氏によると交通運輸省は2009年5月にFC免許講習・試験の実施案を承認した(決定977号)。このなかでC、D、E種免許を持ち3年の経験および5万kmの安全運転という条件をクリアする運転手のみが、切り替え試験に参加できるとした。

 しかし試験は1回しかなく、その実施までの期間も決定977号公告から1カ月しかなかった。実際に決定が地方交通運輸局に周知された時にはあと15日しかなく、多くの企業で準備できなかったか、情報を把握できなかった。また5万kmの安全運転と3年の経験という条件も厳しかった。実際に運転手は、5~6カ月の業務で5万kmの運転に達する。

 また決定977号では、3年の経験、5万kmの安全運転という条件を満たさない運転手が切り替え試験を受けるには学科講習へ参加しなければならないとしていたが、これにも企業から不満が出ていた。運転手らはすでにC、D、E免許を持ち毎日運転しており、学科も実技も十分熟知しているというのが理由だ。

 現在、トレーラー運転手の数は需要の80~85%しか応えられておらず、そのため企業で運転手への対応を厳しくすれば、運転手は仕事をやめてしまう可能性もある。こういったことで、免許切り替えが現在まで遅れている。

■今後の対策

 ベトナム自動車運送協会Nguyen Manh Hung会長によると、簡易統計で全国では60%のトレーラー運転手がFC免許を取得しておらず、ホーチミン市、ハイフォン市、ダナン市の3つの大都市に集中している。現在交通運輸省では、道路総局に問題解決にあたる作業チーム設置を指導しており、7月5日から各地方で作業を始める。

 ただChung氏によると、この数カ月にわたってホーチミン市貨物輸送協会では、支援を仰ぐ文書を連続的に出しているが、実際に損失が発生してからしか関連当局は腰を上げなかった。また現在は関係機関が互いに責任を転嫁している状態だと指摘し、「このまま責任を押し付け合い対策がなければ、ことは何も進まない」と話している。

■なお本紙の北部での取材によると、ハノイ-ハイフォン間の国道5号線でのトレーラー運転は平常どおりで、FC免許取り締りは行われていない。国道5号線で任務にあたっているハノイ市Gia Lam県交通警察のNguyen Chi Thanh氏は、1日朝の時点でこの処分に関する案内がないため、トレーラー運転手に処分は科せないとしている。

 ハイフォン市公安交通警察室の幹部は、規定では1日から取り締らなければならないとしたが、コンテナ輸送の困難を考慮し、上層部に対応を仰いでいるところだとしている。

(Tuoi Tre)

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(2010/07/05 11:14更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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