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乱費は当然、80年代生まれの若者たち


 携帯電話販売会社に勤めるLinhさん(23歳)にお金の話をすると、いつも憂鬱な顔になる。一方で彼女の両親は、我が子が自宅を雑貨店にしていると嘆く。

彼女は給料をもらうとスーパーに出かけることが常だが、テト(旧正月)やクリスマスなどセールのシーズンともなると家は“納品”時期が訪れたかのようだ。買っても使わないもの、1度使っただけのものも多いのだが、「大学に入った頃は月給は100万ドン(約67ドル)もあれば余裕で、両親に学費だって返せると思っていたけど、今は月初めに500万ドン(約330ドル)あっても今月足りるかなって心配になるの」とのこと。もはや両親は、娘が家に金を入れることなど期待していない。

 ホーチミン市4区に住むHuongさんは、娘のHaさん専用の洋服ダンスを先ごろ新調した。彼女は娘の話になるや、「もうお手上げ」と言う。その洋服ダンスに並ぶ服の半分は値札がついたまま、靴も埃まみれで放置されている有様なのだ。Haさんは大学2年の頃からアルバイトを始めたが、いまだに貯金ゼロで、ショッピングのためにと母親に借金を申し込む始末だ。そんな娘にHuongさんは、「結婚資金は絶対に準備しない」と宣言している。そうでもしなければ娘の自立は不可能だというのがその理由だ。

 爪に火を点す思いで家計をやりくりする親たちの考えを、子供たちはいとも簡単に打ち破る。RMIT大学のXuanさん(19歳)は、お金が無ければ仕方がないが、あれば使いたくてイライラするという。彼女の友人もたいてい同じであるらしく、「使う額は所持金に比例するけれど、“使わない”なんて選択肢はない」と断言する。貯金の意志は皆無、机の引出しにお金を入れれておけば、使わないうちに飛んで消えてしまう恐怖に襲われるそうだ。

 そんな消費欲に駆られた若者たちを、企業は虎視眈々と狙っている。企業にとって好都合なことに、消費欲の高い層は厚みを増す一方で、止まるところを知らない。これは上海の例だが、最新の調査ではOLのほぼ100%が月給をもらう前に、それまでにもらった月給を全額使っているという。

 一方でベトナムの若者の90%は、現在または過去に借金を経験しているか、今後するものと予想している。1983年生まれの雑誌記者Huyさんは、学生時代のアルバイトと、1年余りの仕事で得たお金を頭金に5年の分割払いで3万ドルの乗用車を購入した。雑誌記者という仕事に車は必要ない。通勤も相変わらずバイクを使い、給料もローンと維持費に回る状況だが、「こういう高価な物を持ってることが嬉しくて」と意に介さない。

 外資企業のなかには福利厚生の一環として、社員が腰を落ち着けて仕事に励めるよう不動産の購入資金を貸し出す会社も多い。考え方は理想的だが、この制度のために自分の首を締める社員もいる。

 有名広告会社の営業部長Huongさんは住宅購入のため会社から借金した。初めは高級マンションでもと思っていた彼女だが、年来の浪費癖から金は次々と消え、目標はいつしか路地にある一軒家、郊外の土地へとすぼんだ。借金をしてから3年以上が過ぎたが、今も借家住まいで返済日は毎月やって来る。同僚に「新築祝いは?」と言われるたびに彼女は肝を冷やす思いだ。そのうちにも右肩上がりを続ける不動産価格、彼女が一城の主になる日は果てしなく遠い。

(Sai Gon Tiep Thi)

(2006/04/26 12:06更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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