代引き料金狙う新たなネット通販詐欺
商工業省電子取引・デジタル局は、新たなネット通販詐欺について警告を発した。
ハノイ在住の女性Dさんは、配達会社から小包を受け取った。商品は「ファッション小物」と記載されており、代金引換料を含む支払額は、7万9,000ドン(約395円)だった。
配達時、Dさんは不在にしており、家族は金額が小さいため、確認しないまま注文を支払い、商品を受け取った。小包を開けると、ファッション小物ではなく、紙を留めるクリップが1つ入っているだけだった。
Dさんは過去に一度もネット注文をしたことが無い。商品を送付した販売会社を確認すると、住所は存在せず、電話も繋がらなかった。
さらに確認を続けたところ、この小包が電子商取引サイトSから送られていることが分かった。新聞の投稿を見たサイトSのカスタマーケア部門は、Dさんに連絡を取り、7万9,000ドンを返済すると申し出たが、Dさんは拒否した。
電子取引・デジタル局の担当者によると、これは新たなタイプの詐欺だという。同局は消費者からの苦情を受け、サイトSに対し、この件に関し文書での具体的な説明を求めている。
同局はまた、もし注文していない商品が送られてきた場合、同局に届け出を出す必要があると注意を促している。
(Tuoi Tre 1月14日,P4)
(2019/04/26 09:25更新) |