人工透析死亡事故、遺族が20億ドンの賠償請求
Hoa Binh省総合病院で発生した人工透析患者8人の死亡事故で同院が8遺族との対話を行った。
事故から4カ月、病院と遺族の対話が行われるのは初めて。
対話では、Quach Thien Tuong副院長が、深い哀悼の言葉を述べるとともに、この重大医療事故は、病院の集団として、また所属する個人の責任だとした。
対話で遺族側は病院に対し、1人あたり2億5,000万ドン(約1万1,364ドル)、合計20億ドン(約9万909ドル)の賠償を求めた。
これに対し病院側は、このような極めて複雑な事故を解決するのは初めてで様々な問題があり、費用の準備や法的根拠などで混乱していると説明した。
双方は引き続き対話し、月内にも民事として最終決定を出すことで一致した。
5月29日、同病院で人工透析を受けていた18人に異常が見られ、うち8人が死亡、10人がBach Mai病院に緊急搬送された。この10人の健康はすでに回復している。
(Sai Gon Giai Phong)
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(2017/09/20 13:43更新) |