日本の技術で建造された鋼製の漁船が進水、ダナン市で最大
3月18日ダナン市で、Bao Duy造船は漁船「QNa 94679」号を進水した。940CVで市最大の出力を持つ鋼船で、長さ26m、幅7.1m、高さ3.3m、乗組員15人で連続して20日間航行できる。日本の技術で建造され、鋼板から航行設備まで日本や韓国などの漁業先進国から輸入した。
船主Tran Van Lienさんによると、建造費用は171億ドン(約78万ドル)、漁業開発政策に関する政令67/2014/ND-CP号に基づく優遇金利で銀行から95%の融資を受けている。
「Hoang Sa(パラセル諸島)やTruong Sa(スプラトリー諸島)は大きな漁場だが、以前は小さい木造船を使っており、漁のたびに嵐や外国船の妨害などの心配があった。政令67号の支援のおかげで鋼船を持て、安心してHoang Sa、Truong Saで操業でき、海と島の主権維持にも貢献できる」とLienさんは話している。
(Thanh Nien)
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(2016/03/21 03:49更新) |