「Vコーラ」で外資2強に挑む、越企業が炭酸飲料工場の操業開始
建設事業や不動産開発を手がけるHoa Binhグループ(http://www.hoabinhgroup.com)は、Bac Ninh省Tien Son工業団地でビール・清涼飲料工場の操業を開始した。投資総額1兆ドン(約5,000万ドル)、設計生産能力年2億リットル。
現在工場では、炭酸飲料「V Cola」、エネルギー飲料「Fansipan Gold」「Fansipan Red」、スポーツ飲料「Sport 5」の4製品(いずれも缶)を製造している。今年中にオレンジジュースやビールの製造も始める。
原料や香料は、スイスの最大手Firmenich、オランダに本社を置く世界有数の調味料・香料供給企業DSMから輸入している。
ベトナム企業が投資した国内初の炭酸飲料工場で、Hoa BinhグループのNguyen Huu Duong会長兼社長は、炭酸飲料市場はCoca-ColaとPepsiの外資2強に押さえられているが、独Krones製の世界で最も近代的な生産ラインと国際水準の原料から、外資大手との戦いに自信を持っていると話している。
原価を外国他社より1本あたり約1,500ドン抑えることで「V Cola」は、「ベトナム人はベトナム製品を使おう」運動のなかで、消費者の支持を得られると自信をのぞかせている。
(Dau Tu/Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
※『ベトナムニュース The Watch』のご案内※
ベトナムニュース The Watch は、ベトナムに投資・進出する日系企業の定番ビジネスニュースです。
当社はEメール配信による速効性(週6回)、週報(ベトナム国内のみ)による情報の保存性を重視し、各進出日系企業及びベトナム進出を検討されている企業の皆様の業務に役立つ本格的な情報提供を行っております。
詳細は『ベトナムニュース The Watch』(http://www.thewatch.com/)をご覧下さい。
(2015/01/29 03:58更新) |