ダラットのはずがニャチャンに、VietJet連絡ミスで目的地誤る
VietJetAirのLuu Duc Khanh社長は、6月19日夜にハノイ発Da Lat行きの便がCam Ranh空港(Khanh Hoa省)に着陸したことについて、飛行計画を変更したものの、運航管理者がパイロットに通知していなかったことが原因だったと発表した。
当初同機は、ハノイからCam Ranhに向かう予定だったが、その後Da Lat行きに変更、地上係員もDa Lat行きの乗客を搭乗させた。しかしパイロットに変更が伝わっていなかった(Cam Ranh着陸後、Da Latへの運航が臨時で許可され乗客は本来の目的地へ)。
トラブルについて当初VietJetAirはミスを認めず、天候上の理由でCam Ranh空港に着陸したと発表していたが、これについてKhanh社長は、深夜で情報処理に急ぎ、広報担当者の情報収集が不十分かつ正確でなかったと釈明した。VietJetAirは謝罪するとともに、この問題を深く反省しているとした。
ベトナム航空局は、Noi Bai空港の同航空会社の運航管理者、パイロットと客室乗務員を含むクルーのライセンスを一時停止し、引き続き調査を進めている。トラブルを引き起こした人間に行政処分を科し、航空会社には是正勧告を出す。Lai Xuan Thanh局長によると、ミスを犯した運航管理者はライセンスの永久取り消し、機長は再訓練を受けなければ飛行できない可能性がある。
(Dan Tri/Phap Luat/Nguoi Lao Dong)
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(2014/06/23 05:26更新) |