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インタビュー |
ロッテリア:FC展開は2013年から、年内は新商品開発に集中
ベトナムを訪問していた韓国Lotteria社のCho Young Jin社長は、フランチャイズの複雑性に加え、市場の先行きも良くないことから、2013年になってからベトナム市場でのフランチャイズ事業を強化することを明らかにした。
Q: ベトナム市場でどのようなステップを踏んできましたか?
A: 1998年に進出し、現在140店舗を展開しています。最も早くベトナムにファストフード事業を持ち込みましたが、ベトナム人にとってまだ珍しかった上、文化の違いもあり困難に直面しました。最良の商品、手頃な値段、最良の品質とサービスを目指し、ベトナム人の味覚に合った商品開発に努力してきました。
世界的な経済後退でベトナムの購買力も落ちましたが、我々の考えは政治家とは異なります。どんな状況でも人間は、食べなければなりません。この需要を満たし、Lotteriaブランドを発展させるべく力強い投資を続けます。
Q: ライバル企業に対する準備は?
A: 弊社のライバルはMcDonald’sとBurger Kingです。ベトナム人にとってファストフードは本当に身近なものにはまだなっていませんが、各社の形態と商品は似通っています。弊社は新商品の開発が最も重要だと考えています。長年のベトナムでの活動を通じてお客様の信頼を得ています。これがベトナムにおける確かな礎となっており、現在の困難を乗り切れると考えています。
Q: 急速な店舗拡大を進めていますが?
A: ベトナムでの目標は、全国各地に店舗を設置し、いつでも簡単に利用できるようにすることです。店舗拡大は利益増にもつながります。
ライバルの相次ぐ参入は、市場の潜在力を表しています。Burger Kingの計算では、人口16万人に対しファストフード店が1店舗必要です。我々もこのような戦略があります。ベトナムの人口は9,000万人近いですから、さらに多くの店舗を出さなければならないでしょう。
Q: 1年前にフランチャイズ展開の準備が整ったと発表しましたが?
A: 参入以来、店舗拡大の傍らフランチャイジー探しを進めてきました。2011年にフランチャイズ展開の準備が整ったと発表し、多くの企業から問い合わせがありました。しかし、慎重な市場調査の結果、まだ早いと感じ、2013年になってから進めることに決めました。このあいだに我々は、新商品の発売やサービスの質向上に励み、引き続き消費者の生活の質を改善していきたいと思います。
(Dau Tu)
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(2012/10/26 03:49更新) |
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