保険会社UIC、新たな戦略で成長維持とさらなる発展
― 保険会社UIC社長インタビュー ―
日本、ベトナム、韓国の合弁保険会社United Insurance Company of Vietnam(UIC)の東森剛社長に話を聞いた。
Q: UICの概要をおしえてください。
A: 1997年に設立された、損害保険分野で活動する合弁会社です。損保ジャパン、ベトナムのBao Minh社、韓国の損保会社LIGが出資しています。2010年4月に資本金を3,000億ドン(約1,579万ドル)に増資し、ベトナムであらゆる損保商品が扱えるようになりました。
日本と韓国の親会社が持つアドバンテージや経験、ベトナム市場の活発さとその熟知度を活かして、12年の活動のなかで安定した成長を維持し、外資企業から国内のお客様まであらゆるお客様に、国際水準の保険サービスを提供してきました。財務省からは2009年、UICは市場トップの各社より高い業務利益を達成した数少ない損保会社と評価されています。同省からは「1999~2009年におけるベトナム保険市場の発展と活動向上に貢献した企業」として、外資系損保会社で唯一表彰されました。
Q: 損害保険市場は激しい競争の最中にありますが、成長を維持するための戦略は?
A: 競争が激しくなる市場で成長を維持するために、UICは事業戦略を立て、我々のアドバンテージに基づく、市場、顧客、商品、流通ルートの選択を行っています。
商品については、優位性を持つ商品の維持と発展に集中し、新商品、戦略的商品の選択と発展に研究を重ねています。サービスも自らの優位性を活かして発展させ、シンガポールと日本のトップのリスク予防評価の専門家らの支援によるお客様へのリスクの調査と評価、世界トップの損害評価会社による損害評価サービス、賠償サービスなどがあります。
人材については、スキルと業務の向上を目指し、具体的なトレーニングで専門知識を持った社員の育成を図ります。従業員に世界最新の知識を身につけさせるために、親会社やパートナーからの支援をもとに、海外でのトレーニング、セミナーなどを実施していきます。
Q: ベトナム進出から長い年月が経ちますが、ベトナムの顧客に対するサービスは始まったばかりとも言えます。その原因は?
A: 現在UICは、日本の顧客に向け安定的にサービスを提供しており、ここからの売上が約80%となっています。しかし日本市場は徐々に小さくなっており、より成長するために日本以外の顧客として国内市場の発展にも力を入れています。
(Cong Thuong)
※『ベトナムニュース The Watch』のご案内※
ベトナムニュース The Watch は、ベトナムに投資・進出する日系企業の定番ビジネスニュースです。
当社はEメール配信による速効性(週4回)、週報(ベトナム国内のみ)による情報の保存性を重視し、各進出日系企業及びベトナム進出を検討されている企業の皆様の業務に役立つ本格的な情報提供を行っております。
詳細は『ベトナムニュース The Watch』(http://www.thewatch.com/)をご覧下さい。
(2011/01/28 11:21更新) |