Vedanの賠償処理はドンナイでこじれる、他2省市は支払い
Dong Nai省人民委員会の指導を受けて、農民会は弁護士会と協力し、賠償金1,195億ドン(約629万ドル)を受け入れ、訴えを取り下げることを住民に働きかけていく。ただ住民が提訴を望む場合、弁護士は引き続き書類の作成や裁判所への提出をサポートする。現在裁判所に提出されている訴状は3,200件を超え、賠償請求額は2兆ドン(約1億1,000万ドル)近くに達している。
Bui Cach Tuyen環境総局長は、以前Dong Nai省人民委員会はVedan社に1,195億ドンの賠償を請求しており、同社がこれに同意し、早期解決を望むようになったものの、省はこの金額を受け入れず、省民から意見聴取を希望していることについて、こうなれば事態が長期化するため、資源環境省が首相に報告するため、書面での説明をDong Nai省人民委員会に求めている。
■ブンタウ、ホーチミン市は支払い
Ba Ria-Vung Tau省Tran Ngoc Thoi副人民委員長によると、同省は損害統計指導委員会に、直ちに住民に対する詳細な賠償金支払計画をまとめるよう指導した。同時に委任された弁護士が、Vedan社と約束したように、裁判所に提出された訴状を取り下げる作業を進める。
同省農業農村開発局Tran Van Cuong副局長によると省では8月18日、農民への損害賠償金50％と、被害の調査や統計の経費としての5億ドン(約2万6,000ドル)を含むVedan社の支払い書類を受け取り、同社は2011年1月13～21日の2回目の賠償金支払いを約束した、銀行の保証書も引き渡している。9月中には、同省Tan Thanh県4村の被害農家が賠償金を受け取れる見込みとなっている。
ホーチミン市でも、Can Gio県の被害農家839世帯の代理人である弁護士Nguyen Van Hau氏によると、17日にVedan社は賠償金50％と、当局の被害調査統計費用として5億ドンを市に払い込んでいる。Hau氏によると、提訴書類の作成に着手した段階から、資源環境院が算出した賠償額および汚染範囲に沿って訴えることを確定しており、そのため賠償金の被害者への支払いも、これをもとに実施される。
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（2010/08/20 07:05更新） |
