ベトナム:コーヒー輸出、品質向上で年間20億ドル目指す
ベトナムのコーヒー分野は、価格、市場ともに強く発展するチャンスを迎えている。年間輸出額20億ドルという目標も、付加価値向上への投資という問題がクリアできれば達成が期待できる。これは、7月9日に商工業省が開催した「WTO加盟から2年、ベトナム経済への影響を評価する」というセミナーでの専門家の共通認識だ。
ベトナムのコーヒー栽培面積は50万ha、毎年およそ70カ国・地域に輸出される量は85万トンになる。2007年の輸出量は107万4,000トンで、輸出額は16億4,300万ドルに上った。国際コーヒー価格が上昇している背景のなか、今年上半期の輸出額もすでに10億ドルを超えている。
ベトナムコーヒー・カカオ協会(Vicofa)のLuong Van Tu会長は、WTO加盟がベトナムコーヒー分野に50億人の消費者、年間の輸入総額6,350億ドルという巨大な市場をもたらしたと話す。世界のコーヒー消費量は今後毎年200万袋(60kg/袋)増加していく見込みで、2018年までに1億4,000万袋を必要とする。ベトナムコーヒー分野にとって、これはとてつもなく大きなチャンスといえる。
ベトナムコーヒー分野のアキレス腱は、その質にある。商工業省のLe Danh Vinh次官は、「質が不安定で、収穫や保管技術も遅れている。加工への投資も多くなく、国際的なブランドを確立できていないことが特に懸念される」と述べる。
コーヒー輸出で世界2位のベトナムだが、コーヒー農家はその大多数が、実をいっきに収穫する形で行い、熟してないものも混じるため、それが品質の不安定を呼んでいる。輸出に求められる品質の要求にも、加工技術が十分に応えきれていない。
(Tin Tuc)
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(2008/07/23 07:44更新) |