ベトナム:ODA事業の受注にからみ日本企業が官僚に賄賂
6月25日付の読売新聞によると、現在日本の捜査機関は、Pacific Consultants International社(PCI)による、ODA事業の受注にからむ東南アジア諸国政府官僚への贈賄について捜査している。このなかで、ベトナムの官僚にも2,000万円の現金が渡されたと見られている。
捜査機関によるとPCIは、外国公務員への贈賄を含む、不正競争防止法に違反したとみられ、現在ベトナム当局に捜査協力を依頼している。
読売新聞によると、過去に日本側から外国官僚へ賄賂が渡された事件は1件しか摘発されておらず、ODAにからむ外国官僚への贈賄事件としてはこれが初めてとなる。
捜査機関は日本国外務省を通じ、香港におけるPCIの脱税容疑についての捜査を求め、ベトナム側に対し、資金の流れや賄賂を受け取った官僚に関する情報収集を依頼している。関係者によると、PCIは2003年頃、公共工事の設計コンサルティング業務を随意契約で受注したが、同社の人間が官僚に直接現金を渡した疑いがある。
PCIはホーチミン市における東西道路、水環境改善の2プロジェクトに参加している。東西道路の投資総額は6億6,060万ドルで、うち日本のODAが4億2,820万ドル、水環境改善事業の第1期投資総額は2億7,030万ドル、うち日本のODAは239億円。
(Tuoi Tre)
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(2008/07/03 06:55更新) |