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インタビュー |
ベトナム:融資抑制、やりすぎは禁物
― 世界銀行Martin Rama氏インタビュー ―
融資増加率の抑制や、高金利の現状にどう対処すべきなのか、世界銀行の経済専門家Martin Rama氏にお話を伺った。
Q: ベトナム経済の現状をどう思われますか?
A: マクロ安定を優先する政策であることから、現在の経済はかなり安全なものだと思います。私たちは、この政策を高く評価しています。外国間接投資の減少も良いことです。当然この資金の逆流はいけませんが、資金が長期的に安定した形で入ってくることを望んでいます。
貿易赤字は非常に大きなものがありますが、輸出も成長していますし、また世界の食料価格高騰もベトナムにはプラスになるでしょう。価格上昇を予想し、多くの人が自動車や鉄鋼を非常に多く輸入していますが、輸入はこれ以上伸びないでしょう。証券市場も下落し取引も減っていますが、いずれ安定し回復傾向になるでしょう。
Q: 高金利は経済に影響を与えますか?
A: これまで融資が増えすぎていたため、これを抑制する政府を支持していますが、減少が速すぎてもいけません。様々な措置が正しい方向に動いており、今が極めて困難な時期だとは思いませんが、金利は高すぎると思います。政府は人々を安心させるため、今何をしているのか、はっきり説明する必要があるでしょう。
現在インフレ率は約21%ですが、これには価格が高騰し不安定な食品も含まれます。食品以外のインフレ率は約10%、政府は、金利の指標を設定するのにこの数字を使うべきです。金利は企業が耐えられるものでなければなりません。
Q: 経済的に困難な時期を乗り越えるために必要なスキルは?
A: 私たちは現在の政策の方向性に満足しており、政策を実現する難しさと、その途中で様々なショックに耐えなければならないということも理解しています。言及すべきスキルといえば、銀行の現金決済能力の管理、金利の穏やかな調整といったものです。
Q: これらのスキルは主に国家銀行に関連するものですが、昨年国家銀行で働く優秀な幹部の一部が民間に転職しました。
A: マクロ財政運営上のスキルに関する試練は発展の一部でもあります。ベトナムはこれまで、巨額の間接投資や100以上の銀行に対応しなければならなかったことはありません。
高度な専門能力を持つ優秀な人材をとどめておくことは非常に重要です。国家銀行法が、国家銀行職員に給料を市場水準で支給するのを許可するよう改正されれば、大きな変化だと思います。
Q: 困難な状況下、政府はさらに深い改革を続けるべきでしょうか?
A: マクロ安定の努力は上手くいっていますが、より長期的な改革が必要です。例えば企業グループの不動産投資にはリスクが潜んでいます。経済が早期に回復するとしても、調整が必要です。金利の調整でも国家銀行の能力を改善しなければなりません。これは外国間接投資に対してもすべきことです。
現在の資本管理システムは非常に弱く、お金の入りは知ることができても、それが短期か長期かは知ることができません。これらの情報は、いつお金が入ったのかだけでなく、長期的なものか、すぐに出て行くようなものか、銀行口座や中間業者から知ることができるようにしなければなりません。
(Tuoi Tre)
(2008/06/06 06:02更新) |
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