ベトナム中部、アジアの一大リゾート地へ
3月中旬、ファンド管理会社Indochina Capitalはダナン市で、5つ星ホテルHyatt Regency Danang Resort&Spaに着工した。
投資総額1億ドル、2010年の営業開始を予定しており、255の客室に加えて、分譲用の住宅150戸、ヴィラ30戸が整備される。ダナン国際空港から自動車で15分、Hoi An(10km)、My Son遺跡(40km)、Hue(80km)といった世界遺産にも近い。
営業を始めれば、ダナン市ではFurama Resort Danang、Green Plazaに次いで3番目の5つ星ホテルとなる。5つ星ホテルはホーチミン市で11軒、ハノイで9軒と、数を比較すれば中部はまだ少ないが、一部専門家は、美しい海岸を有する中部地方はリゾート開発に適していると話している。
これを証明するように、この地域では大小さまざまなリゾート開発プロジェクトがすでに進められている。
The Nam Haiリゾート(6,000万ドル)、ゴルフ場Montgomerie Links(6,000万ドル)、商業ビルIndochina Riverside Towers(3,000万ドル)、そして最近のHyatt Regencyと2億5,000万ドルを中部の各プロジェクトに投資しているIndochina Capitalは、今後3年間でQuang Nam省とダナン市で3つの商業・サービス施設を新たに建設する計画だ。
VinaCapitalも最近、中部地方最大という商業複合施設をダナン市で起工した。投資総額3億2,500万ドル、同社のダナン市での4つ目のプロジェクトとなる。これ以前の3つは建設段階で、投資総額は8億ドルに上る。
5月はじめにホーチミン市で開催された不動産分野の展示会でVu Chau Long不動産は、ダナン市の中心に位置する複合施設Danang Centerプロジェクトを発表した。2011年の完成予定で、420室の5つ星ホテルを含む。
このほか4月末、韓国Daewon Cantavil社がダナン市で、Da Phuoc新都市区プロジェクト(D-City)に着工している。18ホールのゴルフ場、高級ホテル、33階建て8,500戸の賃貸用マンション、公園、学校、劇場、商業施設、文化施設が入る。都市区全体として10年後の完成を見込んでいる。
また現在米Oaktree社は、ダナン市でのリゾート施設への45億〜50億ドルの投資を計画している。規模は600〜700haになるという。
Hyatt Hotels and Resortsのアジア太平洋地域マーケティング担当副会長によると、この広さ20haの5つ星リゾートは、五行山の山裾に位置し、さらに海に面する恵まれた位置にあることから、アジア級のものとなる。ベトナムで、山と海がこのように組み合わさっている場所は、他にほとんどない。
不動産分野での外国投資は増えており、昨年の同分野への投資額は85億ドル、全体の42%を占めた。観光総局によると、2008年3月末時点で、Quang Binh省からBinh Thuan省までの地域ではおよそ100件の観光プロジェクトが進行中で、ダナン市からQuang Nam省までの30kmの海岸線だけで60件を数える。
【中部で今後整備される一部ホテル・リゾート】
■Hue:Conic-Lang Co Resort(2009年末)、Le Royal Annam Resort(2010年)、Everland Resort(2010年)、Ban Yan Tree Groupの高級リゾート(2014年)、Cattiganaグループの高級リゾート(2010年)
■ダナン市:Hyatt Regency Danang Resort&Spa(2010年)、D-City内の5つ星ホテル(2011年)、Capital Square内の5つ星ホテル(同)、Danang Center内の5つ星ホテル(同)
■Quang Nam省:Dragon Beach Resort(2015年)、Gami-Hoi An自然観光区・会議センター(2010年)
■Khanh Hoa省:Hon Ngang-Cat Tham臨海観光区(2010年)、Cam Ranh Hotel&Resort(2013年)
*カッコ内は完成予定年
((Thoi Bao Kinh Te Sai Gon)
(2008/06/06 05:56更新) |