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ベトナムの地震対策――ホーチミン市、M5で深刻な被害

 ホーチミン市で近いうちに地震が発生するかどうか。これを科学者が予測することは不可能だ。科学者が比較的正確に知ることができるのは、どの地域で地震が起きる可能性があり、どの地域ではないか、ということくらいである。

 東南アジアの中心に位置するベトナムは構造地質上、比較的安全な位置にある。以前、地震の研究を行っていた学者らは、北部でのみマグニチュード(M)6以上の地震が起きる可能性があり、南部ではM5.5以下しか起こらず、注意するほどではないとしていた。

 しかし「この考えは今、改めなければならない。ホーチミン市の軟弱な地盤は、M5程度の地震で深刻な被害となる可能性がある」南部地質図連団のDo Van Linh氏はこう語る。

 ホーチミン市でのM5の地震発生についてLinh氏は、基本的に十分あり得るが、いつ起こるかは分からないという。

 Cat Nguyen Hung氏が主任を務めるチームの研究によると、現在もSai Gon川断層は年間で最大16mm、最少1.2mm、平均して8.6mm動いており、「断層沿いにM1.2~1.8の地震が起きる兆候があり、Sai Gon川断層は現在も活動している」とこの研究チームは述べている。

 ではホーチミン市で地震が起こるのか、という問いにLinh氏は、「地震は様々な要素から生じる。個人的な研究では、現在の地殻変動はこの断層を沈み込ませ、ホーチミン市で沈下を起こすのみで、地震は起きないだろう」と楽観的な見方をしている。

 ひとつ明確なのは、現在ベトナムでは多くの地域で地震が起こる可能性があるということだ。2005年、Nguyen Dinh Xuyen教授は、M5.5~6.8の地震が起きる可能性がある地域30カ所を挙げた地図を作成した。その後、最近の地震に対する世間の不安に対し、地震の予知に対する多くの研究、投資がなされるようになった。

 地球物理院は今年初め、地震情報システムについて全国を網羅すべく、各地の観測所の向上・再整備プロジェクトを政府に提案した。観測所を全国29カ所に新たに設置し、うちホーチミン市には5カ所が含まれる。これ以前にもホーチミン市は一部観測所の設置に資金を出しており、研究チームにも経費を交付している。

 ベトナム、ホーチミン市での地震対策活動には明るい兆しがあるが、いずれも準備段階で、地震被害を避けるための「建設物の耐震規定」も、言葉のみが先走りし、現実が追いついていない。一部の国で設けられている建設物の耐震規定は、ベトナムにはまだなく、ほとんどの建設物に、耐震対策は施されていない。

(Sai Gon Giai Phong Thu Bay)


(2008/05/28 07:31更新)

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