| 週4回(月・水・金・土)電子メールで最新ベトナムニュースを送付、日系進出企業の定番情報収集メディアとなっています。 |
 |
定期購読(TheWatch) |
| ベトナム関係の書籍情報をさらにジャンル別などで細分化し、分かりやすくベトナム関連書籍を紹介しているインターネット本屋さんです。 |
 |
HOTNAM!ベトナム書店 |
|
インタビュー |
ベトナム:Hoa Lacハイテクパークは理想的な投資先
― JETRO林理事長インタビュー ―
先日ベトナムを訪れた日本貿易振興機構(JETRO)の林康夫理事長に、日本による3大支援事業、経済連携協定(EPA)、日本企業による投資などについてお話をうかがった。
Q: 今回のベトナム訪問についてご感想を。
A: 印象深いものが3つありました。ひとつが、Nguyen Tan Dung首相との会見で、首相が日本をベトナムの戦略的パートナーであると肯定してくださったことがあります。首相は、Hoa Lacハイテクパーク、南北高速道路、南北高速鉄道の重要3事業を中心に両国の協力関係促進を望んでおられます。
二つめが裾野産業についてです。日本企業のベトナムでの投資、生産拡大に大きな意味を持つ分野ですが、非常に弱い状態です。ベトナムがこの分野の発展に関心を持っていることを嬉しく感じています。
三つ目がEPAについてで、Dung首相同様に、各プロジェクトの展開の法的枠組み、原動力の創出に向けて、JETROも早期締結を期待しています。
Q: 日本の投資家のベトナムでの最大の関心事は?
A: 生産コスト、裾野産業、税制を中心とする政策などの投資環境です。インフラが脆弱で、裾野産業も弱く、違法なストライキの問題もあります。
Hoa Lacハイテクパークに関して、このプロジェクトに対する努力は、ベトナムが投資環境の改善を進めているという良いメッセージになると思います。
Hoa Lacハイテクパークは、本当に投資に適した場所だと思います。そのためベトナム政府がこのプロジェクトの総合計画を早期承認することを望んでいます。
Q: 世界経済は成長が鈍化しています。ベトナムと日本の経済協力関係に与える影響は?
A: 米経済の失速は、ベトナムを含む、対米輸出に大きく依存しているアジア諸国に悪影響を与えます。しかしながらこれは、日本とベトナムの経済関係においては二つの面で影響がでます。
ひとつは、米国に投資している日本企業が、ベトナムなど他市場に目を向けるようになること。もうひとつが、日本企業が、世界経済の失速の悪影響を受けている国に対する投資を慎重に検討するようになるということです。
しかしながら私は、躍動する経済を持つベトナムは困難を乗り切り、投資環境の改善がなされれば成長を維持できると思います。中長期的に見て、ベトナムへの投資は成長すると思います。
Q: JETROは2008年の東アジア経済展望で、ベトナムの経済成長を8.7%、インフレ率を8.1%と予測しました。現状から、この予測を変えますか?
A: 経済成長は鈍化するでしょうが、私達の予想と大きく離れることはないと思います。
Q: 企業のマネジメントで豊富な経験をお持ちです。ベトナム企業に対するアドバイスは?
A: ベトナム企業は国内市場の開拓に集中するのみで、対外的な競争に関する意識が少ないと思います。これはベトナム企業に多くの困難をもたらすでしょう。
国際的な競争力を持たなければ、現在の情勢の中で企業が存在することは難しいと思います。
(Dau Tu)
(2008/05/02 05:32更新) |
|