ベトナム:地価高騰・都市環境の悪化――時代はデリバリー
投資家は、そこそこの立地の土地を借りるのに、昨年の同じ時期と比べ3倍の金額を支払わなければならず、客は、交通渋滞や埃で外に出るのをためらう。この2つの要素が出会い、生まれたのが「デリバリーサービス」だ。
コンビニエンスストア「Speedy」が誕生したのは2006年末、これまでにMAVISA社はこれを10店舗に拡大した。Nguyen Thu Ha社長は、今年この数字が急拡大すると見ている。ビジネス上の問題を解決するカギを見つけたのだという。24時間体制で、値段にかかわらず何でもお届け、Speedyはそんなサービスを展開している。
オフィスワーカーたちも最近は「冷や飯」より「ほかほかご飯」。フォーのチェーン店「Pho 24」もデリバリーサービスを実施している。一般のファーストフードと違いフォーは熱々が必須条件。デリバリーで客の手元に届いたときにも一定の熱さがなければならず、それをクリアしてはじめて、客は「美味さ」を感じる。
容易いことではないが「実現できないことではない。デリバリーサービスのトレンドを上手くつかみたい。人々は交通渋滞や埃で外出を嫌うようになり、便利で楽なサービスを欲している」と同社代表Si氏は語る。
小売市場の宅配サービスは、Co.opmartやKFC、Kinh Doベーカリーなどがおなじみだ。そして最近はテレビショッピングもある。電話で注文すれば、1〜2日後にはテレビで見た商品が、適正価格で手元に届く。
(Sai Gon Tiep Thi)
(2008/04/28 06:34更新) |