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インタビュー |
ベトナム:国際会計基準の導入でマネジメント改善
― Ernst&Young Vietnam副社長インタビュー ―
ベトナムで会計監査はベトナムの基準に則っており、国際基準で行われたものと比較してその差が大きい。Ernst&Young Vietnam社のVo Tan Hoang副社長にお話を伺った。
Q: ベトナムの銀行も国際会計基準を採用したほうが良いとの意見があります。国際基準とベトナム基準の相違点は?
A: 財務省は近年、国際会計基準(IFRS)をベトナムの会計基準(VAS)として変更していますが、第32号、第39号国際会計基準はまだ紹介されていません。金融分野では、この2つの基準が一定の影響をもたらしています。
金融機関の総資産の90%以上は金融資産で、価値の確認方法の違いによりVASとIFRSによる報告書ではそれぞれ、金融機関の業績、財務状況に違いが現れます。
Q: その違いにより各銀行の活動はリスクに遭遇しやすくなるのでしょうか?
A: 違いはありますが、だからといってどちらを使えばリスクが少ないかということはなく、ベトナムの各銀行と取引をする時などに、関係機関に時間と経費を余計にかけさせるだけです。違いを分析し、理解しようとするからです。
他にも財務状況や事業戦略、損益予想などを分析、決定する際に金融機関の幹部を混乱させることになります。
Q: 違いが存在するなかで、マネジメント上のリスクに気づくことが難しくなると?
A: 各金融機関は内部管理システムや経験、見識に基づき自らリスクを確認できるでしょう。しかしIFRSは、金融機関に情報管理システム、先進的な情報、危機管理プロセスを要求しており、IFRSの導入は同時に、国際慣例にあった先進的な管理システムを作り上げることになります。
このような理由で、ベトナムの金融機関は進んでVASとIFRSによる会計監査を求めています。これにより経営陣、取締役会の財務・活動状況に対する全体的な評価を助け、また内部検査やマネジメントシステムの改善に貢献することになります。
Q: 各行のマネジメントにはまだ問題があるということでしょうか?
A: ほとんどの金融機関はまだ、危機管理や企業管理でのIT導入を重視せず、各経営目標に必要なインフラにしか投資していません。このことは各金融機関のマネジメントに少なくない影響をもたらすでしょう。
Q: 国際会計基準の導入は銀行の経営にどのように作用するとお考えですか?
A: 国際財政報告基準は、各国での長年にわたる経験と統計に基づいて改善策や補足点を打ち出しています。各基準は市場に基づいたもので、客観的で説得力があります。
また国際会計基準の導入により、金融機関の危機管理や管理方法の方向性を再度検討する助けになると思います。
(Dau Tu)
(2008/04/24 03:41更新) |
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