ベトナム:「1日2万ドン」、分割払いの利用が増える
銀行や金融会社、小売業者の提携により、分割払いが一般的な支払い方法になりつつある。
デジタル設備会社は現在、全製品に分割払い制度を設けている。VAT込みで830万ドン(約519ドル)のノートパソコンなら、購入客は25%を頭金として払い、残金は9カ月間に分けて払う。購入客の1日あたりの支払額は約2万ドン(約1.3ドル)となる計算だ。
The Gioi Di Dong社も全製品で分割払いを設け、合意額の頭金を支払い、残金は9カ月間で支払う。携帯電話とノートパソコンを主に扱うFPT系の小売店[IN]でも、担保なしで分割払いができるほか、家電販売店Nguyen Kim、Megabuy、バイク販売店Phat Tienなどでも同様に分割払いを受け付けている。
デジタル設備社のHuynh Dai Thang社長によると、分割払いを設けて以来、売上は3倍に伸びた。数字は今後さらに伸びる見込みという。
Techcombank担当者によると、同行を利用した分割払いによるローンの貸出残高は、以前と比べ月間で300億〜500億ドン(約188万〜313万ドル)増えている。
担当者は、「社会全体、また金融分野の発展を受けたもので、生活上の支出ニーズの上昇、小売市場の拡大とともに、この市場は今後大きく伸びる」と話している。
以前からTechcombankや東アジア銀行、Navibankなどの銀行、金融会社と小売業者の提携で行われていた分割払い販売だが、2007年にPrudentialファイナンス、SG Viet Finance(SGVF)の2社が出現してから、流れが加速した。
これらの会社での手続きは非常に簡単で、利用者は身分証明書等の写しと、申込み用紙に記入するだけでよい。手続きにかかる時間は、たいていの場合1時間を超えない。
所得証明も、勤務する会社の給与表の確認も必要ないとあって、サービスは消費者に受けているが、上限額は3,000万ドン(約1,875ドル)で、金利も銀行と比較し高い。
デジタル設備会社を通じたPrudentialファイナンスの金利は月間1.91〜1.95%(所得証明がある場合は1.81〜1.85%)、The Gioi Di Dong社でのSGVFの金利は月2.2%。これが[IN]での東アジア銀行の金利となると月1.2%となる。
利用者を惹きつけることを目指し、一部商品について金利を0%に設定したり、金利の50%のみを利用者が負担するようにしているケースも多い。
(Thanh Nien)
(2008/04/24 03:36更新) |