ベトナム投資を拡大、マーケティング予算はASEANトップ
― Lenovo・ASEAN地域責任者Dion Weisler氏インタビュー ―
Q: 御社の発展戦略におけるベトナムの位置付けは?
A: ベトナム市場の成長率は目覚しく、年19%の成長はアジア太平洋地域ではインドに次ぐ2番目です。我々はベトナムに非常に多くのチャンスがあると見ており、高所得者向けから中所得者向けまで多岐にわたる製品を投入していきます。
農村部でのIT開発にも大きな関心を寄せています。中国では農家を対象にしたパソコンとITモデルプロジェクトを進め、その活動を通し農家向けのパソコンは安価で操作が容易なものでなければならないことがわかりました。文字を知らない人が多いからです。
Q: ベトナムでの農村IT普及プロジェクトはいつ開始するのでしょうか?
A: 中国で実施したプロジェクトではテレビや電話線に接続可能なパソコンを使いました。テレビ画面を使用してインターネット接続できれば専用のモニターが必要ありません。
ネット接続可能な機械が1つあるだけで、農家は天気から市場価格、種、新技術、病気などあらゆる情報を手にいれることができます。
ベトナムでも地方自治体と協力して同様のプロジェクトを進めているところです。まずは政府との協議が必要で、許可が下りればモデル地域で300台のパソコンを使ってテストし、成功すれば拡大していきます。
デジタル技術の格差を解消するには、コンピュータ、ネットワークサービス供給業者、それに政府の支援という3つの要素が欠かせません。
Q: ベトナムでの今後の投資拡大計画について教えてください。
A: 2007年のベトナムにおけるLenovoの業績は非常に好調でした。この3月、弊社のトップが訪問したことはベトナムでの投資拡大を真剣に検討していることの表れに他なりません。
私が訪れたのは消費者動向をはっきりと見定めるためです。アフターサービス等も提供する販売店の設置や販売網の確立を考えています。
ベトナムにおけるイメージマーケティング戦略には、他のASEANの国々よりも予算をかけるつもりです。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2008/04/16 06:18更新) |