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ベトナム:逼迫するオフィス、外資企業も路地へ
ホーチミン市ではオフィス賃貸料が高く上昇するなかで、物件自体も少なくなっており、多くの企業が小さな道路や路地内の建物に事務所を構えるようになっている。
ある不動産コンサルタント会社は、年初から1区、3区の路地のオフィス物件を探す依頼を多数受けている。借主が提示する条件は、幅8〜10mの路地で、地下駐車場があり、その他設備が揃っている物件というものだ。
以前、このようなオフィスを借りるのは小企業に限られていたが、最近では大企業、外資企業も、コスト節減のため、このような場所での事務所設置を進めている。
現在、このような条件を満たすオフィスの賃貸料は月額15〜20ドル/m2となっており、これは1年前と比較しておよそ1.5倍だ。さらに小さな路地となると、賃貸料は月額10ドル/m2に下がる。
ヴィラ風住宅の賃貸料はこれより低く月額8ドル/m2程度。これについてある不動産コンサルティング会社の社長は、ヴィラ風家屋には広々とした敷地という長所があるが、少人数が住むことを目的に設計されているため、オフィスには向かない。賃借する場合、借主は改造、修理でさらに出費を要する。
それでも地域にもよるが、ヴィラ風住宅の多いPham Ngoc Thach通り、Phung Khac Khoan通り、Ngo Thoi Nhiem通りなどの路地の物件はいずれもすでに借主がいる状況で、中心部に位置するため賃貸料も高額になっている。
Phuc Duc不動産投資会社のNguyen Ngoc Tien社長によると、このところ路地に住宅を持つ人々がこぞって、改修、建て直しを行いリースオフィスにしている。
この傾向は中心部の各区のみならず、路地で比較的広い土地の多いPhu Nhuan区にも広がっている。現在のような賃貸料の水準なら、ビル所有者は投下資本を5〜7年で回収できるという。
不動産の専門家は、オフィス賃貸料は今後1〜2年で、多くの物件が完成し供用を始めるようになることから冷却期に入ると予想する。これに路地内のオフィス賃貸料もつられ、下落するようになると見られる。
(Tuoi Tre)
(2008/04/14 06:07更新) |
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