ベトナム中部の挑戦、投資誘致にはだかるインフラ
中部ではこのところ、ロシア・イギリス企業によるVung Ro製油所(投資額17億ドル)、韓国Daewon CantavilグループによるDa Phuoc海浜都市区(2億5,000万ドル)、Vina Capital商業センター社によるCapital Square都市区(3億2,500万ドル)、シンガポール高級リゾート複合区(2億7,625万ドル)など大型プロジェクトが相次いでいる。ビジネスチャンスを求めて訪れる外国投資家は増加の一途をたどり、ここ3年間の外国投資誘致額は55億8,000万ドルに上る。
だが中部全体での外国投資誘致額をホーチミン市と比較すると40%にしかならず、実行額にいたっては15%、ハノイと比較してもそれぞれ54%、28%でしかない。
日本企業はダナン市やその他中部地域の投資環境について、東西経済回廊の存在や安価な労働力などから高く評価している。しかし輸送面での問題や道路・電気・通信などのインフラの弱さが難点との声も多く、税関、行政手続きの煩雑さは投資家を落胆させている。
空港が多い割に外国への直行便が少ないこと、現地で調達できる原料、資材が少ないことなども問題だ。
人材不足も深刻化している。ダナンや中部各省では、企業での管理経験や外国語が分かるなど高いスキルを持つ労働者が足りず、これが投資誘致と経済発展を鈍らせる要因となっている。
(Tuoi Tre)
(2008/04/01 06:31更新) |