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インタビュー |
ベトナムはASEANの重要な存在
― Price米大統領補佐官インタビュー ―
来越中のDaniel M. Priceアメリカ大統領補佐官(国際経済問題担当)にお話を伺った。
Q: 今回の来越の目的は?
A: 越米関係における大きな3つの目標実現のためです。第1に経済、貿易、投資分野を中心とした二国間関係の更なる強化、深化、第2にベトナムの国際経済合意の実現とグローバル経済システムへの参入の支援、第3にはベトナムがその存在感を増しつつあるASEAN各国とアメリカの経済関係促進、さらにはアメリカとしても、ASEAN地域の経済協力促進に重要な役割を担うことを希望しています。
両国関係は、国交を樹立した10年前から貿易や投資を中心に多岐に渡る分野で大きな前進がありました。ここ数年で両国高官の訪問が頻度を増したこともその証明でしょう。
ブッシュ大統領は2006年末にベトナムを訪問し、Nguyen Minh Triet国家主席は昨年アメリカを訪れました。アメリカは今、ベトナムにとって最大の輸出先となり、ベトナムもアメリカにとって重要なパートナーとなりました。アメリカ大統領も両国の経済関係に更なる進展があるよう大きな関心を払っています。
Q: 貿易投資枠組協定(TIFA)の交渉について教えてください。
A: アメリカの通商代表部、特許商標庁、大使館はベトナム政府の各機関と知的財産権、WTO合意の実行、市場へのアプローチやその他の問題について話合いました。TIFAの最初の大臣級会合は昨年12月にワシントンで開かれています。今週開かれた専門家級の会合は、双方の経済関係の強化と促進を目指した共同イニシアチブの一部です。
アメリカ企業の対ベトナム投資は日々増加しています。2007年の二国間貿易額は125億3,000万ドルで前年比29%増でした。アメリカの輸出額は2006年の11億ドルから73%増の19億ドルとなっています。
ビジネス環境の改善とともに、アメリカの大企業の投資検討も増えています。通商協定(BTA)やTIFAは、貿易や両国の優先分野でさらなるチャンスを生むことになるでしょう。
Q: 現在のアメリカの金融情勢はベトナム、特に為替相場にどのように影響しますか? またベトナムは今、インフレや証券市場低迷などの問題に直面しています。これについて何か提案は?
A: 今回のベトナム高官との話し合いで我が国の金融情勢に関する問題は取り上げておらず、ベトナムの国際経済への統合支援など両国間の貿易経済関係の促進に集中しました。
ベトナム政府が今、経済について直面している様々な課題に対処する道は、自ら選ばなければなりません。内外市場の動きに細心の注意を払うことが求められますが、過剰反応はいけません。経済に圧力がかかっているときは、政府は透明性が高く明白な策をとることです。今ベトナムには、この問題に慎重かつ厳格に対処できる人材がいます。
Q: 国際経済との統合に際し、どのような法の改正が必要でしょうか?
A: これは政策の明白化を進める上で特にアメリカが協力、支援する重要な内容です。アメリカはベトナム政府の2010年までに22省庁と64省市の改革を押し進めるという改革提案における努力を高く評価しています。これをやり遂げれば外国投資家にとって魅力的な法環境が約束されることになるでしょう。
民間セクターもベトナム経済にとって非常に重要なものです。国営企業の株式化とともに、民間企業の占める位置をさらに重要なものにすることが必要です。
(Sai Gon Giai Phong)
(2008/03/31 07:59更新) |
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