ベトナムの20年の外国投資誘致を顧みる
統計によると2007年末までに全国では9,500件の外国投資が許可を受け、追加投資を含め登録投資額は980億ドルとなっている。活動期限切れ、解散したものを除く有効投資は8,590件で、登録投資総額は831億ドルとなる。
地域別では北部が2,220件で、Ninh Thuan省以南が5,452件、残りは中部である。1988〜1990年に許可を受けた外国投資は218件・15億8,000万ドルだった。1991〜1996年に外国投資は「爆発」し、許可は1,397件・162億ドルとなった。これをベトナムにおける第1次外国投資ブームと呼ぶことができるだろう。
しかし1997年の通貨危機で外国投資は失速し、1997〜1999年に許可を受けたのは961件・131億1,000万ドルだった。2000年になり回復の兆しが見え、2003年から第2次外国投資ブームが到来した。
2003年の登録投資額は前年比6%増だったが、2004年には同42.9%増、2005年には58%増、2006年には75.4%増、2007年には69%増となった。2001〜2005年の登録額は208億ドルとなり、政府決議09/2001/NQ-CP号で示された目標120億ドルを73%上回り、実行額も目標の110億ドルを30%上回り143億ドルとなった。
追加投資も増えている。多くのプロジェクトが活動開始以降、事業・生産規模拡大を進め、それは特に2001年以降顕著だ。2007年までに4,000件の追加投資があり、その額は189億ドル、新規投資総額の19.2%相当となっている。
1988〜2007年の外国投資誘致は、低迷した時期もあったが平均投資額は拡大している。1988〜1990年は年平均で1件あたり750万ドルだったが、1991〜1995年は1,300万ドル、1996〜2000年は1,480万ドル、2001〜2005年は1,520万ドル、2006年と2007年に関しては1,440万ドルとなっている。
外国投資家は我が国の経済社会発展にプラスの影響を与えている。総売上高は1991〜1995年の41億ドルから、1996〜2000年には270億9,000万ドル(うち原油を除く輸出額が105億9,000万ドルで39%を占める)となり、前5年の6.5倍に増加した。
2001〜2005年の総売上高は774億ドル(同346億ドル・44.7%)で前5年の2.8倍、2006年と2007年に関しては690億ドル(同286億ドル・41%)となっている。外国投資は最も経済発展の著しいセクターであり、その他セクターの発展を強く刺激している。
納税額も年々上昇している。1996〜2000年、外資企業の納税額は原油を除き14億9,000万ドルに達し、前5年の4.5倍に上った。2001〜2005年は36億ドルで年平均で24%伸びている。2006年と2007年の2年では30億ドルを超えた。
外資企業で働く労働者は1995年の21万人から2000年には37万9,000人になり、2005年末までに2000年時の2.5倍に増えている。そして2007年末までにその数は2005年末時点から12%増えている。
2006年と2007年の320億ドル超の外国投資誘致から、専門家は今後も投資が増えると見ており、また現在の年平均170億〜200億ドルという数字からすれば、2006〜2010年の外国投資誘致は900億ドルに達し、当初の予想の3.5倍に上ると見られる。
(Kinh Te Viet Nam)
(2008/03/18 02:55更新) |