ベトナム:ヘッドハンティングより育成が必須
Navigos GroupのWinnie Lam人事コンサルタントマネージャーによると、15人トレーニングすると12人は転職するが、残る3人は会社が大きな期待をかけられる素質を持っていると話す。
Navigos Groupによると、2007年の人材需要は前年比67%増だったが、供給は22%増にとどまった。販売、広告、金融、会計、投資、IT、ソフトウェアなど成長著しい一部業界で需給の差が拡大傾向にあるが、Lam氏は今後数年、どの業界でもレベルの高い人材を中心に需給バランスが取れないと見ている。そこで重要な役割を担うのが企業の社員育成だ。
しかしLam氏によると、企業の多くは発展戦略に見合う人材開発戦略を長期的にも短期的にも持っていない。企業が社員育成プログラムを実施することは可能だが、その投資効果は評価しづらいため、企業は高い給料や魅力的な条件で他社から引き抜く策をとる。
しかし高給を支払うことは、財政的に不安がない企業を除き、企業競争力を落とし、最後には給料を下げることにさえなりかねない。社員がお金のためだけに働いていると、お金以外に社員をとどめておく方法がなくなる。
Lam氏は、社内での人材育成について、細かな育成プログラムと明瞭な目標設定をし、そのうえで社員の成長を評価するべきだという。社外の人材を探す替わりに、自社の人材育成にもっと力を入れるべきなのである。
(Dau Tu)
(2008/03/11 03:02更新) |