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コラム

ベトナム系青年が開発、人間の感情持つロボットAiko


 ベトナム系カナダ人の青年Le Trungさんが、言語を解し本物の人間のような感情を持つロボットの開発に成功した。

 Le Trungさんは、夜中3~4時ごろまで研究に没頭する日々を1年以上続け、身長152cm、スリーサイズ82cm・60cm・84cmという女性型ロボットを開発した。「彼女」にはAikoという名がつけられたが、「日本語でAiは『愛』、Koは『女の子』つまり『愛する子』という意味。名前をつけるだけで2週間かかりました」と楽しそうに笑う。

 Aikoは柔らかいシリコン素材で作られている。頭と体にはセンサーと二つの小型カメラ、無数の精密機器が取り付けられている。

 「叩かれれば痛みが分かり、くすぐられれば感覚があります。人を識別し対応すること、テレビを見る、ラジオを聴く、本や新聞を読むことも。わからない文字があればスペルを読み上げます。道を教え、天気を報告し、お年寄りを助け、あるいは盲人の物の判別を手伝うことができます。知り合いかそうでないかを見分け、家の鍵を空けてよいかを判断します」。

 現在Aikoは1万3,000の文章を知っており、その他にも簡単な文章を自分でつなげることができる。

 Aikoは誕生後、2007年11月8~10日にカナダのオンタリオ・サイエンス・センターに展示され、カナダやアメリカのマスコミが称賛を贈った。米『Cali Today News』は「言語を理解し人間とよく似た感情を持つ女性型ロボットを製作した越系カナダ人エンジニアLe Trungについて世界が語り始めた」と書き、カナダのテレビ局Global Newsは、2時間をかけこの女性ロボットにインタビューした。

 Le Trungさんは1975年にサイゴンで生まれた。2歳のとき家族は日本に渡り、7歳でカナダに移住した。幼い頃のTrungさんは他人との接触を嫌い、そのため小学1年生から勉強をやりなおさなければならず、また学習が遅いクラスに入ることになった。しかし彼には数学と科学で特別な才能があることが分かり、学校は彼を1年生から3年生、3年生から5年生へと飛び級させた。

 10歳になり、彼は鉄製のロボットを3体製作した。トロントで行われた子供科学コンテストに出品したが3体とも選考外となった。コンテストが3~8歳の子供が対象だったからだ。また彼のような子供が、このようなロボットを作れるとは誰も信じられなかった。

 高校卒業後はYork大学(カナダ)に進学した。「当時のベトナム人父兄の多くと同様、私の両親も私が医師か薬剤師になることを望んでいました」とTrungさんは言う。11年間で彼は薬学に関連する3つの資格を取得している。大学を卒業したものの家族の望むような職に就けず、彼は資格証書を押入れにしまった。そしてこの3年間彼は、Logitech社の製品アドバイザーを務めることになった。

 少年時代にロボットを作ったときのように、Trungさんは自分の好きな研究のためにAikoを製作した。

 幼少の頃から技術やロボットに関する本を多く読んでいた。彼の極度の近視は、たくさんの本を読んでいたことが大きな理由だ。「もし16歳に戻れるのなら、自分の好きなロボットの分野の勉強をしたい」とTrungさんは話す。

 彼は、Aikoより美しく、より若い20歳ぐらいのロボットをもう1体作りたいと考えている。Aikoが自分で学んだこと、知っていることをAiko自身からこのロボットに教えさせたいという。

 「Aikoは長女のような存在で、妹や弟たちに対する責任がある。そのときには我々がロボットに教えるのではなく、ロボット同士が自ら伝えるようになる」とTrungさんは語る。他にも彼は、手の麻痺した人のために感覚を持つ腕のロボットを製作したいと考えている。

 「Aikoは現在、一カ所に座っているか立っていることしかできません。いつになったら動けるようになりますか?」と尋ねると、「出資してくれる人さえいれば、難しいことではありません」と彼は言う。

 中国のある会社がTrungさんにAikoのようなロボットの製作を1体2万ドルで依頼したが、彼はまだこの話を受けていない。

 「ベトナムがAikoを注文したり、レンタルしてくれればいいんですけど。ベトナムは僕の故郷ですから」とTrungさん。「でもAikoは英語しか理解できません。どうやってベトナム人とコミュニケーションをとりますか?」と聞くと、「ベトナム語のソフトを作りますよ」と事も無げに言う。

 Trungさんは2月23日にベトナムに里帰りした後日本に渡り、フジテレビからAikoに関するインタビューを受けることになっている。

(Thanh Nien)

(2008/03/08 12:19更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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