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VietJet Airの参入でベトナムの空の競争に新風
交通運輸省のVietJet Airへの事業許可発給で、ベトナム航空界に民間航空会社発足という新たな歴史が刻まれた。参入は、市場開放が順調に進んでいることの表れでもある。
民間への航空市場開放は民間航空法が施行された1991年から検討されていたが、その時点ではどの計画案も展開が容易ではなかった。それから15年あまりを経て、世界経済におけるベトナムの地位向上に伴う事業環境の変化や、2007年1月に発効した改正民間航空法による規制緩和などで、現実的な条件がようやく整った。
VietJet AirはT&C Holding、Sovico Group、HD Bankやその他航空業界で経験を持つ専門家の出資により設立された100%民間企業で、ベトナムでは第4の航空会社となる。Nguyen Duc Tam社長は、参入が企業にチャンスをもたらすだけでなくベトナム航空業界のキャパシティを上げ、現在ASEAN諸国で6位に甘んじている競争力の引き上げにつながるという。
現在ベトナム航空は国内21路線、国際38路線、Pacific Airlinesは国内3路線、Vascoは特殊な6路線を就航している。2006〜2010年期の貨物・旅客輸送の平均成長率は15〜20%で、国内・外国人旅行者の伸びは年間11〜13%、VietJet Airが入り込む余地は十分だ。
VietJet Airは2008年末、利用客の多い路線からスタートする計画で、まずハノイ−ダナン市−ホーチミン市という国内主路線に就航し、その後数年でシンガポール、タイ、香港、韓国、日本などの国際線へ拡大する。
立ち向かわなければならない最大の課題はその若さだが、CEO・Robert Hughes氏は、経験豊富な外国人マネージャーの雇用と並行した幹部トレーニングですぐに高水準での合理的な運営ができるとしている。
(Dau Tu)
(2007/12/31 07:05更新) |
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