ベトナム:外資増で賃貸住宅市場の好調続く
賃貸住宅市場がホーチミン市とハノイ市を中心に好況だ。不動産コンサルティング会社CBRE Vietnam社によると、高度経済成長と外国投資誘致が市場の発展に有利な条件を作り出している。現在5万人の外国人がホーチミン市で生活しているが、2008年は25〜35%増加すると見込まれている。
CBREの調査によると、賃貸住宅の入居率は非常に高く、有名企業のマンションや住宅街では98%に達している。ホーチミン市では2007年第3四半期までに、61軒・3,000戸超のマンションが供用され空室率は11%。
ハノイ市でも1,347戸の入居率は95%と高い。賃貸料は上昇しており、相場は月額500〜5,000ドル/戸、ホーチミン市では一部で月額7,000ドル/戸まで上昇した。
注目を集めているのは高級マンションやヴィラなどが集中するホーチミン市2区、7区で、賃貸料も市場で最も高い。外国人は、同国籍の企業が開発した物件を賃貸する傾向があるという結果も出ている。
同国籍者は近くに住むことを好み、ホーチミン市では韓国、台湾、シンガポールなどアジア系が7区の住宅街に、欧米出身者は2区に多く住んでいる。賃貸住宅に求める基準は外国人でも異なり、欧米人がブランド性の高い住宅を好む一方で、アジア人は基準をクリアしていればあまり選り好みはしない。
ホーチミン市では2008年末・Ho Chi Minh Saling Tower、2009年・Kumho Plaza、2010年・Times Squareなどが、ハノイ市では2008年第1四半期にFraser Suies、Skyline、Somerset Hoa Binh、2010年末にはThe Landmarkが完工予定だ。
外資企業のみならず国内企業でも外国人の採用が増えており、今後も賃貸住宅市場は発展を続けると見られる。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/12/29 04:54更新) |