ベトナムBac Ninh省、VSIPで飛躍
Bac Ninh省でVietnam-Singapore工業・サービス区(VSIP Bac Ninh/投資総額1億2,000万ドル/700ha)が着工した。国道1号線上、ハノイ市とBac Ninh省境にあり、ハノイ市中心部とは18kmの距離だ。
電子、医薬品、自動車部品、精密機械、日用品などの分野で理想的な工場の設置先となり、また70haの倉庫エリアは、ハノイ北部一帯にロジスティックサービスを提供できる。200haの都市区では商業施設、ホテル、学校、オフィス、スポーツ、住宅などのプロジェクトが実施される。
投資主SembCorp Parks Holdingsによると、VSIP Bac Ninhのインフラ・サービス施設整備に1億400万ドルを投じ、ビジネスに最高の環境を整える。進出企業は日本、韓国、台湾、米国、欧州などの企業が中心となるだろうが、「現在勢いよく発展している国内の中小企業も忘れていない」とLow Sin Leng会長は話す。
Bac Ninh省の投資誘致構造を変える存在と目されるこの大型プロジェクトは省からの支援も厚く、2008年1月頃までに400ha超が開発会社に引き渡され、同年9月にはVSIP Bac Ninh内に投資する最初の15投資家に土地が引き渡される見込みだ。
12月11日に投資ライセンスを受給した7投資家のうち、Kurita社のKurita Katsumi会長は、「投資総額5,000万ドルのハイテク・ソフト生産プロジェクトを展開する良い場所が見つかった。サービス・インフラが整いハノイに近いことは人材採用に有利で、ハイフォン港、Cai Lan港、Noi Bai国際空港にも近く便利」と話している。
Kurita氏は、世界貿易機関(WTO)加盟から1年を経たベトナムは、豊富な人材、安い人件費、レベルの高い技術者、豊富な資源、地理的位置など地域各国と比べ多数のメリットを持ち、今後も多数の投資家が訪れると言う。一方でLow Sin Leng氏は長期的な投資環境としての不安に電力不足を挙げた。
(Dau Tu)
(2007/12/22 02:19更新) |