ベトナムの縫製業、国産布地にシフト
ホーチミン市3区Nguyen Thuong Hien通りで縫製業を営むQさんは、縫製業は1年前に比べ、活気を取り戻していると話す。
市場には、アイロンをかけても質が落ちない日本やイギリスから輸入されたズボンやスカート用の布や、すでに装飾が施された布など多様な商品が並んでいる。ある布販売店では、ビーズなどがついた布が1枚30万〜50万ドン(約19〜31ドル)、チャイナ服風のものが1mあたり5万5,000〜7万ドン(約3.4〜4.4ドル)で売られていた。
最近人気があるのが、柔らかい手触りで紫、黄色、青といったぱっと目をひく発色が特徴のシフォンや様々な模様や色彩の高級シルクである。
数年前は、大半が中国や韓国からの輸入品だったが、最近では国内メーカーが生産した布地が伸びている。Thai Tuan社はアオザイ用だけでなく、流行を反映した婦人服用の布も手がけている。Phuoc Thinh社は光沢のあるパターンが明暗のコントラストを作り出す伸縮性のあるタフタを、Thanh Loi社は柔らかく、2方向に伸縮し、しわにならない加工を施したLyclaとViscose Crepeコットンを生産している。
Azony制服社のTran Hoang Phu Xuan副社長によると、内外メーカーの新技術導入で、市場には多様な布地が揃っている。現在最も好まれているのは伸縮性のある布で、綿、レーヨン、4方向に伸び縮みするものなど数百種ある。国内生産品の質の向上で、輸入品と称して値段をつり上げる例もあるという。
布の価格は年初と比べ20〜30%上昇しており、イギリスや日本、ドイツなどからの輸入品は約35%上昇している。
(Nguoi Lao Dong)
(2007/12/08 02:25更新) |