ベトナムドンの不足で各銀行が金利を引き上げ
銀行の多くで、ドン不足、ドル余りの状況となっている。ドン確保のために金利を上げ、ドルの取引価格を下げる銀行もある。
11月21日、ABBANKはドン建て預金金利を年利にして0.24〜0.6%引き上げた。3カ月定期の金利は7.92%/年で0.6%、10カ月定期は9.06%/年で0.54%、18カ月は9.84%/年で0.48%引き上げるなどし、1億ドン(約6,250ドル)以上の預け入れには金利をさらに上乗せしている。
VPBankも24日、ドン金利を月利にして0.01〜0.07%引き上げ、▽1カ月定期:0.65%/月、▽2カ月:0.7%/月、▽3カ月:0.74%/月などとし、預金額が高くなるにつれ高金利になるよう設定している。ACBも新商品を発売している。
VPBankのLe Dac Son頭取は、通常年末には融資の需要が高まるため、これに対応すべくドンを確保しようと金利を引き上げたという。
国家銀行ホーチミン支店のHo Huu Hanh支店長は、今年のように預金・融資の増加が速い年はないと話す。前年同期と比べ貸出残高は63%増え345兆ドン(約215億6,250万ドル)に達している。うちドンが241兆ドン(約150億6,250万ドル)で70%を占める。預金額は73%増の437兆ドン(約273億1,250万ドル)になっている。
一方ドルは一部の銀行で持て余し気味だ。間接投資など外国投資が増加したためという。ベトナム証券市場へ投資するため外国投資家がドルを売りドンを買っていることが、ドン不足のひとつの原因でもある。
ホーチミン市のある銀行頭取は、ドルを売りが非常に多い一方で国家銀行がドル購入を一時停止しており、これがドルの価値を落としていると話す。Vietcombankの為替表はこのところ、売買でレートが同じになっている。
(Thanh Nien)
(2007/12/04 07:42更新) |