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ベトナムの銀行、市場店舗への融資に参入
ホーチミン市内の市場では11月初めから、年末商戦に向けた準備で賑わいを見せている。一方で市場に店を出す小規模業者にとっては資金繰りが頭の痛い問題だ。
ある市場の担当者によると、各店舗ではテト(旧正月)に5億〜50億ドン(約3万〜31万ドル)の資金を必要とし、小規模業者は少なくとも3億ドン(約1万9,000ドル)程度を借り入れる。
しかし銀行から融資を受けるには、店舗の所有証明書や事業登録証明書、財産などが必要で、通常銀行もこのような小規模店への融資を好まない。また多くの業者は、融資担当者が訪れることについて、経営が上手くいかず取り立てに追われていると他の業者に思われるのを嫌う。
そんななかで高金利のヤミ金業者であれば、すぐに現金が借りられ、煩雑な手続きも不要だ。何度も利用していれば、書類も担保も一切不要で貸してくれることもある。
スピード命の彼らに、ヤミ金は都合がよかったのである。しかしこれに手を出せば、高い金利はむろん、返済できなければ厳しい取り立てが始まり、財産を売り飛ばされ、生命に危険が及ぶことすらあった。
この小規模業者らの状況を見て取った銀行が、この市場に参入するようになった。国内行のみならず、外国行も顔を見せている。
ACB、東アジア銀行、AB Bankなどは多数の個人向け融資商品を揃え、AB Bankは小規模業者向けに必要資金の80%、抵当資産の80%まで、月利1.02〜1.05%という商品を販売している。
利用者は金利を毎月返済し、元金を最後に返すこともできる。ACBは低金利、簡単な手続きで融資を行っており、複数回の貸し出しや、信用度に応じた融資、返済期限を最高15年などに設定している。
しかし銀行にとってヤミ金との競争は難しい。通常、小規模業者は現金取引で、領収書など各種書類を省くことが多いからだ。この問題に対し専門家は、各行が担当者を常時派遣し、活動状況の把握や管理委員会などを通じた融資サービスを行うべきという。
また実際に融資を行った場合は、書類などを監視し、個々の実際の資金需要を把握することで、彼らの信頼が得られ、また彼らがヤミ金に手を出すのを防ぐことにつながるという。
(Phap Luat)
(2007/11/23 06:33更新) |
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