ベトナム:中国との貿易促進に向け協力
Quang Ninh省人民委員会と商工業省は、ベトナム−中国貿易・観光・投資促進セミナーを開催した。
貿易研究院のNguyen Van Lich院長によると、ベトナムと中国の貿易関係は近年、強く発展している。2001〜2006年の二国間貿易額は年平均で27.4%増加しており、2006年の二国間貿易額は104億2,000万ドルに達している。中国は現在、米国、日本に次ぐ、ベトナム第3の輸出相手となっている。
だが輸出入のバランスはとれていない。昨年のベトナムから中国への輸出額は30億3,000万ドルだったが、中国からの輸入額は73億9,000万ドルだった。2000年にはほぼ均衡がとれていた貿易額はそれ以降、中国からの輸入が増加した。
また、ベトナムが主に原材料や粗製品など低付加価値のものを輸出しているのに対し、中国はベトナムの原料を使用した高付加価値製品を輸出しており、ベトナムの発展に影響を与えている。
中国広西社会科学院のCo Tieu Tung院長は、中国企業によるベトナム投資が今後も増加すると見ている。しかし経済専門家Le Dang Doanh氏は、国外投資を増やしている中国企業だが、ベトナムに対する投資はまだ少ないと指摘する。
中国企業の投資額は全体で22位の13億500万ドルで、実行額は2億4,600万ドルに過ぎない。
両国の貿易促進についてTung氏は、協力開発計画を立て、協力する分野を定め、両国での取り決めを明確化することが必要で、国境地域などで経済協力区の設立も不可欠と述べた。
またインフラ整備や税関手続き簡素化などの必要性を指摘した。また両国企業は、Ha Long−Mong Cai高速道路、国境地域での商業施設建設、港湾、鉄道、道路の近代化などを協議することで一致している。
(Dau Tu)
(2007/11/16 07:36更新) |