ベトナムの年初10カ月の対越投資、大幅に増加
今年10月にベトナムが誘致した外国直接投資(FDI)は16億ドル超と増加傾向にあり、国連貿易開発会議(UNCTAD)の報告では、外国投資家にとって魅力的な投資先として、141カ国中6位となっている。
10月、Vinh Phuc省はイタリアPiaggio、Intelligent Universalグループのノートパソコン製造(5億ドル)、Ninh Binh省はHe Duongセメント社(3億6,000ドル)、Long An省はベトナムと韓国企業によるゴルフ場、商業施設、居住区整備(2億8,400億ドル)などの投資を誘致した。このほか追加投資を行った企業としては、Fuhong Precision Component、Takako Vietnam、Foster Electric、Kondo Vietnamなどがある。
年初10カ月では前年同期比36.4%増となる112億6,200万ドルの投資を誘致し、うち新規が1,144件・97億5,000万ドル、追加投資が300件・15億1,200万ドルとなっている。注目すべきは、ホテル、オフィスや賃貸マンションなど不動産分野を中心に大型投資が増えていることで、2006年同期に670万ドルだった1件あたりの平均投資額は850万ドルとなっている。
外国企業はベトナム投資で成果をあげている。今年10カ月間の外資企業の売上総額は、前年同期比20.6%増の303億ドル超、うち輸出額が36%増の158億ドルだ。
投資を行っているのは50カ国・地域、上位は▽韓国、▽英領バージン諸島、▽シンガポール、▽台湾、▽日本、▽インド、▽中国、▽タイ、▽アメリカ、▽香港だ。
石油・ガス分野を除き50省・市で新規投資を誘致し、上位は▽Ba Ria-Vung Tau省、▽ホーチミン市、▽ハノイ、▽Binh Duong省、▽Vinh Phuc省、▽Long An省、▽Hau Giang省、▽Thua Thien-Hue省、▽ダナン市、▽Ninh Binh省となっている。
追加投資を行った29カ国・地域のうち上位は、▽日本、▽台湾、▽韓国、▽香港、▽サモア、▽オランダ、▽フランス、▽シンガポール、▽マレーシア、▽英領バージン諸島、追加投資が行われた31省・市で多かったのは▽Dong Nai省、▽Binh Duong省、▽ハノイ、▽ホーチミン市、▽Vinh Phuc省、▽Quang Nam省、▽Hai Duong省、▽Ba Ria-Vung Tau省、▽Khanh Hoa省、▽Bac Ninh省となっている。
(Dau Tu)
(2007/11/09 08:44更新) |