ベトナム:中古車の輸入関税、曖昧な価値評価
中古車輸入解禁から輸入台数は増加傾向にあり、なかには高級車も多く含まれる。だがその関税の算出方法は不明瞭だ。
最近、高級車ロールスロイス・ファントム2台が、ホーチミン市の港に輸入された。排気量はともに6,749cc、1台は2005年、もう1台は2006年式だった。
ホーチミン市税関は、ベトナムに初めて輸入された車種で参照する価格がないため、インターネット上で新車価格を調べ、課税対象額を決めた。今回は、2006年式の車両価格が21万6,000ドルで、各種税金の総額は18万3,712ドル、課税後の価格は39万9,712ドルとなった。同様に、2005年式の車両は、課税後価格が36万3,412ドルになった。
この新車価格はネット上で33万3,350ドルとされており、これに70%の輸入税や特別消費税、付加価値税などを加算すると、価格は90万ドルを超え、中古車と比べ極めて大きい差が出る。
これについて指摘すると税関担当者は、実際の取引では売買双方が交渉し、公表されている価格よりも安くなるため、ネット上の販売価格からは単純計算できないと話した。
初めて輸入される車種の価格評価は、インターネット上の新車価格を基本に、交渉や生産国での税金など各種コストとして20%差し引き、そこから1年前に生産された中古車なら10%、2年前なら20%引くという形で行われている。
また税関内で使用している自動車価格に関する資料も、同一車種でも評価額に差があり統一されていない。この4年間に渡り使われている資料だが、自動車・バイクについてわずかなリストしかなく、追加・修正もされていない。
(Tien Phong)
(2007/10/30 06:35更新) |