ベトナム:ビジネス上の心づけ、企業の習慣も根底に
中央経済管理研究院(CIEM)が輸出企業124社を調査したところ、半数の企業が事業を円滑に進めるため、経費に算入できない金銭の支払いを余儀なくされていることがわかった。
CIEMのVo Tri Thanh氏は、「世界銀行は最近のレポートでベトナム民間企業の活動に関する障害として18要素を指摘した。汚職や金銭の要求はこのなかで10番目に過ぎなかったが、汚職が少ないことを意味するのではなく、人々がこれを経費として容認しているに過ぎない」と話す。
調査によると、これらは多い企業で総経費の2〜5%、約70%の企業で1%以下だった。ほとんどの企業は、この出費が不要であるものの、受け入れ可能な額だとしている。
心づけとして企業から公的機関に渡される金は、双方に利益のあるものとして黙認されている。企業側の習慣も根底にあり、役所が求めた場合に限らず、多くの企業がミスの発覚や時間のロスを恐れ、自ら差し出している。
(Thuong Mai)
(2007/10/27 12:50更新) |