ベトナム:悪化する交通事情、抜本的な対策が急務
ハノイやホーチミン市を中心に交通渋滞が深刻化している。今年年初8カ月間で自動車約7万5,000台、バイク200万台以上が増加、全国の自動車登録台数は100万台、バイクは2,060万台となっている。
ハノイ、ホーチミン市では毎日自動車100台、バイク1,000台の新規登録がある。世界各国で面積の15〜20%を占める交通用地は、ベトナムでは現在7〜10%、ハノイとホーチミン市では5〜7%に過ぎない。
交通事故も2006年が約1万4,700件(死者1万2,750人/負傷者1万1,290人)で、今年8カ月間で約1万件(死者8,950人/負傷者7,600人超)となっている。重大事故も増加傾向にあり、都市化の速度、人口増、交通手段の増加のバランスがとれていないことが主な原因だ。
国会でも個人車両の制限、公共交通機関の発展など、交通状況の改善策の必要性が叫ばれている。交通運輸省Ho Nghia Dung大臣は、カメラ設置などにより交通違反を摘発する方針を明らかにしたほか、他国で環境税や通行料が交通秩序の維持、交通環境改善事業を支えていることから、交通料の値上げや増税が必要としている。
(Tuoi Tre)
(2007/10/27 12:49更新) |