ベトナム:性転換を法律で認める方向へ
保健省は性別再確定に関する政令案を政府に提出した。法的に性転換が認められた場合、どのような人に性転換が認められるのか、また性転換後にIDカードなどの変更が可能なのかという問題がある。
法務省法制部Nguyen Huy Quang副部長によると、性転換を望む人が多い地域はハノイとホーチミン市で、政令採択により全国で7,000人の性転換が予想される。
現在、中央小児病院が唯一性転換手術を認められているが、要望が多いことから、保健省は全医療機関に対する拡大規定に変更し、条件を満たせば性転換手術を行えるようにしたい考えだ。
Quang氏は、政令は、全ての人に自分の正しい性別に従い生きることを保障することが前提だと強調する。生活や行動などの偏向による同性愛者の性転換は認められない。
法務省法務行政部のTran That部長によると、合法的に性転換した場合の身分証明書の変更は可能で、性転換を受ける人はベトナムでの出生証明書が必要になる。
性転換手術後、医療機関の性別再確認証明書を地域人民委員会に持参し、出生証明書の変更を行う。これがパスポートや戸籍等その他の証明書変更の根拠となる。
ベトナムの医療機関に不安があり海外で性転換手術を行う場合、医療機関が性転換手術に同意すれば患者認定証明書を受け取り、個人の各種証明書を変更することができる。
Viet-Duc病院整形外科長Hoang Ha医師によると、性転換を希望する人々の多くはタイで手術を受けているが、ベトナムの一部病院でも技術的条件は十分整っており、タイに比べ8〜9分の1のコストで性転換できるという。
(Phap Luat)
(2007/10/24 07:35更新) |