インテル効果、ベトナムハイテク分野への外国投資が増加
Intelによる投資総額10億ドルのチップセット組立・検査工場プロジェクトから始まったハイテク分野への投資の流れが、このところ一層加速している。同じホーチミン市ハイテクパークでは日本のハイテク企業グループNidecも2つの工場を操業させた。
米General Electric(GE)のJeffrey R. Immelt会長は9月末、ハイフォンで電機設備部品の生産プロジェクトに5,000万ドルを投資すると発表した。この額は「スタートに過ぎない」とし、今後様々な分野への拡大が計画されている。
今年5月、Jabil Vietnam社がホーチミン市ハイテクパークでプリント基板・プリンタ組立工場の投資許可を受けた。投資額約1億ドルのこの投資は、HPから事前にアドバイスがあったと見られ、9月17日にHPは、Jabil 工場でプリンタ組立を行うと発表、10月から年100万台のインクジェットプリンタ製造を始める。
HP Vietnam社のTran Minh Thuan社長は「IntelやMicrosoftに比べ目立たないが、NidecやAirline Techなどとの連携で投資を加速している」と語った。
投資先は変化しつつある。最近は北部、特にBac Ninh省、Bac Giang省に向かっており、この2省では台湾Foxconnが50億ドル規模の投資を行い、30万の雇用を生む。Foxconnはプロジェクトの展開も速く、8月末にカメラ・コンピュータ用モジュール生産工場をオープンしている。
MeikoはHa Tay省Thach Xa工業団地で3億ドルを投じ、PCB電子基板製造や電子製品組立を行う。世界トップのコンピュータ部品メーカーのひとつ台湾Compalも、Vinh Phuc省で投資総額5億ドルのプロジェクトを進める。
ハイテク大手の投資について、ベトナム電子企業協会Tran Quang Hung事務局長は、「IntelやFoxconnなどで働くスタッフがビジネス手法を学び、中国や台湾のように、この分野の中心となる投資家に成長していくだろう」と話した。
(Doanh Nhan Sai Gon)
(2007/10/20 12:10更新) |