ベトナム:洪水被災地で物価が高騰
台風14号による洪水被災地の食品価格が洪水前から30〜40%上昇し、なかには3〜4倍になった例もある。
大きな被害を受けたThanh Hoa省Thach Thanh県では停電が長引いており、夜は小さなロウソクの灯りだけが頼りという生活が続いている。ロウソク価格は以前、1本500〜1,000ドンだったが、この1週間で1,500〜2,500ドンになった。
Thach Thanh県Kim Tan町では、洪水後ほとんどの食品価格が上昇し、キロあたり▽豚肉:4万ドン(約2.5ドル)→5万ドン(約3.1ドル)、▽牛肉:6万ドン(約3.8ドル)→7万ドン(約4.4ドル)、▽コメ:5,000ドン→6,500ドンなどとなっている。
被害が大きかった地域では特に野菜の値上がりが激しく、一束500ドンだった空芯菜は2,000ドン、ニガウリはキロ6,000ドンから1万2,000ドンに、またアヒルの卵も1個1,200ドンから1,700ドンとなった。原因は、洪水で家畜や野菜の多くが流されたことによる品不足だ。
Nghe An省西部のQuy Chau県では、インスタント麺が1袋2,000ドン、奥地では3,000ドンとなっていた。インスタント麺は、被災地で最初に値上がりした商品だ。少量の肉が入ったカップ麺は、山間部で1個1万ドンにまで上がった。
生活に不可欠なコメ、塩、油の価格上昇も深刻だ。あるコメ販売店の店主は、「普段売れているキロ4,300ドンのコメは、今は7,000ドンになっています。塩は1袋800ドンから1,500ドンに、灯油は0.65リットルの瓶が2,000ドン上がりました」と言う。
値上がりは鍋や衣服、履物などの日用品にも及び、市場では、管理側が店主らに値上げしないよう呼びかけたが効果はなかった。日常の足や電化製品にも影響が出ており、バイクやパソコン、冷蔵庫、テレビなどの修理は人手が足りず、修理代も上がっている。
(Tuoi Tre)
(2007/10/17 07:35更新) |