ベトナムでの電力関連事業を担う、アメリカGE会長
― GE会長インタビュー ―
米General Electric(GE)は、ベトナムにおける電力関連部品工場の建設に約5,000万ドルを投じることを発表した。同グループの会長兼CEO・Jeffrey Immelt氏に聞いた。
Q: 工場建設の決定要因は?
A: 安定した経済成長、労働者のレベル、人件費、人口、地理的条件など多くの要因を考慮し、新たな生産拠点として選びました。
Q: ベトナムでの今後の計画を教えてください。
A: 弊社は現在世界に約100の工場を持ち、電力関連部品ではベトナム工場が15番目になります。近い将来、ベトナムの電力需要は非常に大きくなることから、投資すべき分野といえます。部品生産からはじめ、それらを世界の弊社工場に送ります。時間の経過とともに能率、質、競争力が伴えば、ベトナムで事業を拡大します。
Q: 5,000万ドルは、御社の規模からは大きくないようですが?
A: 中国では15年前に、2,000万ドルからスタートし、その後増資しました。5,000万ドルは出発点でしかありません。
Q: 発電分野ではどのような計画をお持ちですか?
A: 今回面会した大規模発電所幹部の話では、今後5〜10年で数千メガワットの発電量の拡大を計画しており、うち40%はガスやバイオテクノロジーを利用するとのことでした。
これは電力会社の株式会社化への資本参画と同じく、我々が得意とする分野です。弊社の技術力とインフラ整備に必要な資金力を活かせば、ライバルに打ち勝てる企業になれるでしょう。
Q: ベトナムは今後御社の中でどのような位置付けになるのでしょう?
A: 弊社は重要戦略のひとつとしてグローバル化を進めており、発展途上国はその中心となります。医療、金融サービス、環境に優しいインフラ等のニーズが高まる国のために「企業−政府間協力」モデルを創造する能力を持つグループでもあります。ベトナムは東南アジアで急成長している国のひとつであり、弊社の発展戦略の中心になるでしょう。
Q: さらなる投資誘致に向け、ベトナムに求められることは?
A: 政府も目標に掲げていますが、インフラ整備投資、およびその投資誘致について研究を進めることが急務です。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/10/12 07:06更新) |