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ベトナム株、「不動産投資」で値上がり
「土地」に言及する企業がこのところ目立っている。他分野から不動産に参入する企業は以前、REEやHoang Anh Gia Laiなど極めて少なかったが、現在は「門外漢」の企業が経験あるパートナーと組んで不動産投資するのがトレンドとなっており、Truong Hai自動車やThanh Cong縫製、第4水産などの企業も、多数の不動産事業を発表している。
土地を持ちながら事業計画がない企業では、株主側から「詰問」されることもある。先日のTruong Hai自動車の株主総会で多くの株主は、自動車事業からの利益には関心を示さず、会社が大都市の「黄金エリア」で展開する事業ばかりを気にしていた。
そしてその土地に今後、スーパーや自動車ショールームなどを含むビルが建てられることを知り、彼らはようやく胸をなでおろした。同社株は市場でも、投資家から高評価された。
この現象についてホーチミン市不動産協会Do Thi Loan書記長は、不動産市場が現在、投資により確実に高利益を得られる状態にあるため、と話す。他分野企業による不動産投資は主に、現在活況を呈すオフィスビル建設に向けられている。
不動産投資で得られる巨額の利益以外にも、上場時にその企業の株式は投資家から期待を寄せられている。ホーチミン市の証券市場では現在、土地を有する企業の株価が高く上昇している。
Phuc Duc不動産のLam Van Chuc社長は、以前の不動産市場停滞の原因の一つには資金不足があったが、現在上場企業の多くはこの心配がなくなっている。このため多くの企業が既存事業だけでなく、不動産に手を出している。
他分野企業による不動産投資について、REEやHoang Anh Gia Laiなどの成功を否定することはできない。REEは電機分野で強いのみならず、オフィスビルeTownで成功、Hoang Anh Gia Laiも同社伝統の木材以外に、全国で高級マンションを展開し利益を上げている。
だが成功ばかりではない。多数の不動産事業に投資したものの、ブランドへの投資を怠ったため利益が連続して下落、株価を大きく下げた企業もある。
Cao Su証券のDo Khac Thang社長は、高利益の裏に潜む高リスクを指摘する。特にそれは専門業種以外への投資で高まり、リスクは2倍にもなる。不動産投資の場合、通常投下資本は大きいが回収に時間がかかり、失敗した場合、企業がそれを回復するチャンスは極めて少ない。
他分野企業が不動産投資をブランド向上の「てこ」にしようとするなら注意が必要だ。他分野での事業において、これまで築いてきた関係は活用できず、またすぐに有能な人材を集められるわけでもない。さらに管理手法の問題もあり、経営陣が古い手法を捨てきれず新分野に参入すれば、初期に投じた資金が泡と消える可能性もある。
(Phap Luat)
(2007/10/05 06:18更新) |
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