ベトナム:消費者物価指数、上昇に歯止め
統計総局によると、9月の消費者物価指数(CPI)は前月から0.51%上昇、年初9カ月では7.32%上昇となった。食品や飲食サービスは1.02%上昇で最大の上昇率、うち食糧・食品はそれぞれ0.85%・1.26%上昇した。
財務省価格管理局によると、多くの品物やサービス価格は8月のような大幅上昇はみられなかったが、依然として高い状態が続いている。砂糖、塩、コットン、電気、石炭、セメント、ガソリンといった生活必需品の価格は安定している。
未精米価格は前月比100〜150ドン/kg上昇し、北部で3,200〜3,800ドン/kg、南部で3,000〜3,250ドン/kgとなっている。精米済みは各地で前月比100〜250ドン/kg上昇、北部では5,250〜6,200ドン/kg、南部で4,650〜5,700ドン/kg。豚価格は北部で1万9,000〜2万3,000ドン(約1.2〜1.4ドル)/kgに上昇、南部では横ばいかやや下落した。
国際石油価格が8月に比べ急騰していることから、今後石油価格上昇が注目される。価格管理局によると、このような国際価格変動と現在の国内小売価格では、利益が約3.46%あるRON92ガソリンを除き、すべてが赤字販売となる。
国際石油価格は米国の備蓄減と冬季の消費増を受け、上昇が続く可能性がある。価格管理局は適正価格・税率に関する対策を講じるため国際価格を注視し、当面は現行のまま各種石油価格の安定を維持するとしている。
国内粗鋼価格は引き続き高く上昇、9月末には590〜600ドル/トンとなり、国内の建設用鉄鋼価格を引き上げている。ガスは、先ごろの財務省による価格調査対象となった大きなシェアを持つ企業は値下げ価格を維持している。
だが9月19日から、2,000〜3,000ドン/ボンベ値上げした企業がある。これについて価格管理局長は、一部民間や合弁企業(Mobile Gas、Vinagas)は、10月にLPGの国際価格が上昇する可能性があること、また国内の産量も10月の10日間の定期修理により減少することを受けたものと説明する。
なお価格管理局は、10月のCPIは今月より0.4%上昇と予想している。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/10/02 04:48更新) |