ベトナム西北部の玄関Hoa Binh、地の利を活かし発展目指す
首都ハノイから国道6号線を西に72kmの位置にあるHoa Binh省は、西北部の玄関口である。人口72万1,716人、面積4,749.4km2、林業用地が46.5%、農業用地が15.3%を占める。
ハノイに近いという立地条件と交通の至便さから工業発展に適しているが、いまだ発展の遅れた貧困省に属し、農業経済が大きな割合を占めている。貧困家庭の比率は約27%、少数民族の暮らす地域が特に高く、70%にも達する。
同省計画投資局Tran Dang Ninh局長によると、同省ではこれまでに159プロジェクトの投資登録があり、うち15件・登録額9,683万5,000ドルが外国直接投資、144件・登録額9兆7,640億ドン(約6億1,000万ドル)が国内投資である。年内に70件が活動を開始する予定だ。
省は2010年までの目標として、200〜250件・総額10兆〜15兆ドン(約6億2,500万〜9億3,750万ドル)の投資を誘致、さらに外国直接投資15〜20件・登録額2億5,000万〜3億ドル誘致を掲げている。
目標達成のため省では、様々な投資誘致策を展開してきた。最近は、省幹部らが日本、韓国へ訪問し投資を呼びかけている。
Bui Van Tinh省人民委員長は、「韓国ソウルでの投資促進会議では150投資家程度の参加を見込んでいたが、実際には275投資家が参加、日本でも130投資家が参加した。アジアで最も工業が発展した2国がベトナムの投資環境に注目している証」と話す。
この数年同省は、投資家に対する投資先や賃借面積を決定する権利の付与、地方による工場境界までの電線や給排水システム建設等のインフラ整備補助、人材育成費の補助、手続き過程や投資許可発給期間の短縮といった優遇政策を実行してきた。
2010年までの省の目標は経済成長率14%、歳入1兆ドン(約6,250万ドル)、食糧生産34万5,000トン、一人あたりの年平均所得900万ドン(約563ドル)、年1万6,000人分の雇用創出、貧困家庭の割合を15%に下げることだ。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/09/25 07:22更新) |