ベトナム:原子力発電所、2025年までに複数
科学技術省によると、首相は原子力発電開発計画(総出力8,000MW)を承認した。2025年までにベトナムでは出力2,000〜3,000MWの発電所が2〜3カ所建設され、投資総額は160億ドルに上る見込みだ。規模は以前の計画から倍増している。出力2,000MWの最初の原子力発電所は2015〜17年操業に向け、関連当局が準備を進めている。
ベトナム原子力エネルギー院Vuong Huu Tan院長によると、ベトナムは世界の先進国同様に、日々高まるエネルギー需要への対応が試練となっている。原子力発電所は、慢性的な電力不足にあるベトナムが発展するなかでの、エネルギー問題解決に必要不可欠なものといえる。
計画によると、商工業省が原子力発電所の管理運営を行い、発電所建設プロジェクトの実現について責任を負う。安全面では科学技術省が、求められる要求の作成及びその遵守を監視する。
試算によると2015年、全国で80億KWh、2020年までに200億〜240億KWhの電力が不足する。エネルギー輸入に比べ原子力発電所建設の方が効果的だが、建設には長い準備期間、ハイレベルな人材を要し、極めて高い安全要求がなされ、建設コストも非常に大きい。
2015〜17年に原子力発電所を持つために政府は、法整備や人材育成など、計画を進めるための準備をしなければならない。この中で必要不可欠なのが、投資資金源の多様化である。
(Dau Tu)
(2007/09/24 07:54更新) |