ベトナム:採掘関連機器、アフターケアで売上増
石炭や鉄鉱石などで豊かな埋蔵量を誇るベトナムでは近年鉱物開発の動きが活発化、セメント業界でも、生産ライン拡張や新規参入の動きが目立つようになっており、外国の鉱山開発用特殊機械やタイヤメーカーにとって、絶好のビジネスチャンスが訪れている。
採掘現場の車両に使われ重要な役割を持つタイヤは、▽Bridgestone、▽Michelin、▽Yokohama、▽Toyo、▽DRF(インド)、▽Kumho(韓国)、▽Hancook(韓国)などがシェアを競っている。Quang Ninh炭鉱や各セメント工場の採掘所で使用される車両の多くは、▽外傷への耐性、▽耐熱性、▽耐摩耗性、▽スリップ防止、▽高品質、▽価格などを理由に、Bridgestone製のタイヤを装備している。その他コンテナ運搬に利用されるトレーラーのタイヤなどでも、Bridgestoneは大きなシェアを持つ。
採掘の際には大きな穴ができ、ここに水が溜まるため、それを排出するポンプが必要となる。560kw以上のパワーと1時間あたり1万8,000m3の送水能力が必須とされ、このポンプでは▽Flygt(スウェーデン)、▽Ebara、▽Tsuzumi、▽Grundfos(デンマーク)、▽Ksb(ドイツ)などが競争を繰り広げている。国内にもポンプの製造メーカーは存在するが、農業向けで採掘には向かない。現場はダイナマイトや雨水など過酷な状況となるため、機械の摩耗を進行させる低phの水に耐えうる特殊素材を利用したFlygt製のポンプが大きなシェアを占めるという。
それぞれシェアを誇るBridgestoneやFlygtは、Thien Hoa社などを販売パートナーとして、アフターサービスシステムを確立している。Thien Hoa社によると、シェア獲得には、適正価格で高品質の製品を販売するだけでなく、各部門でプロ人員を揃え、▽技術相談、▽設備供給、▽組立・取付、▽技術移転、▽部品供給、▽保証など細かい対応が必要だ。最新技術で開発された高品質製品は、アフターサービスの徹底で寿命が延びる。同社のアフターサービス徹底の努力の末、2社の売上は毎年順調に成長している。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/08/16 05:52更新) |